番外編2−3 日曜日の朝
日曜日、私はいつもよりちょっとだけ早起きした。
キッチンに行って、朝ごはんの準備を始める。
スクランブルエッグと、ベーコンを炒めて。
レタスとトマトと。
スープはカップスープでいいや。
パンは各自でトーストしてもらって。
あ、コーヒー用意しておかなきゃ。
「あー、紬?もう起きてたの?」
無防備な寝起き顔のママがキッチンに来た。
「朝の準備はいつもやってるから!」
「おー、うまそー、紬また腕をあげたね!」
私の作っているスクランブルエッグを、ヒョイっとスプーンで掬い上げる。
「もーママったら!マナー違反!」
「つむちゃんの朝ごはん食べれるなんて、ママ幸せー。お嫁さんにしたいー」
もう、調子いいんだから!
「紬、おはよう、いつも悪いな」
「あ、パパ。おはよう。コーヒーできているから」
「ママに飲んでもらいなよ。紬のコーヒー美味しいから」
「えー、それ聞いてない!どれどれ。うーん、本当だ!こんなのが毎日飲めるなんて、パパ幸せだねー」
ママはコーヒーを美味しそうに飲んでくれてる。
「今日はママと出かけるんだったな、どこにいく予定だ?」
パパもコーヒーを飲みながら聞いてきた。
「うん。ショッピングモールにって、洋服とか買ってもらうの」
「つむちゃんもお年頃だからねー、そろそろ男をキュン死させちゃうような服買わないとね」
「何それ?そんなのいらないから!」
今日はママとショッピング!
昨日からウキウキして、ちょっと寝れなかったんだ。
<つづく>




