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JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
番外編2 GWの水入らず

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番外編2−2 成田空港

「パパ!早く早く」


 私はその日、パパと朝早く成田空港に来ていた。パパの借りたシェアカーの助手席に乗ってきたのだった。


「紬、そんなの急いでも飛行機の時間は変わらないぞ?」


 パパは、本当にノンデリだ!


 こういう時は、早く着いて待ってたいって乙女心がわからないの?


 それも楽しみの一つなのに。


 私とパパは、成田空港の国際線の到着口へ足を早めた。


 GWと言うこともあって、成田空港は旅行者でごった返していた。


 到着ロビーでは出口付近に人だかりができて、うねるような人の波の動き。


 そんな乗客に紛れて、一人の姿が目に入った。


「ママー!」


 私は思いっきり手を振った。


「おー紬!迎えにきてくれたの?ありがとう」


 私のママが、数ヶ月ぶりに日本に帰ってきたのだった。


 ママが到着口から出てくるなり、私は飛びついた。


「ママ、お帰りなさい!」


「ただいま、紬。あれ?また大きくなった?」


「年末会ったばかりだよ?そんなに変わらないよ」


「いや、前より女っぽくなっている。さては男ができたな?」


「!!!、そそんなわけないじゃない」


 ママ、妙なところでセンサーがすごい…


「お帰り、疲れただろう?さあ、車できているんだ。荷物を運ぶよ」


「徹さん、ありがとう。いつも」


「なに、こんな時ぐらい」


 私とママは、車の後部座席に二人で並んで座って、いろんな話をした。


 パパには運転手役で申し訳ないけど、今日ぐらいいいよね!


 学校でのQRコードのこと、パパが私のウェディングドレス姿の写真を作っていたこと。


「何それ!ウケる!」


「ねー、パパ最低だよね」


「徹さん、そういうのちゃんと送ってよ!」


「ダメだ、まだテスト段階だ」


「だから本番に持ってこようとしないで!」


 私たちは、3人で、久しぶりに笑いあった。


<つづく>


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