この戦いで強くなる①
その後はなんだかんだあり、大学生チームと別れてボクたちも旅路につくことになった。
一応合流したレイラさんと一緒に……
ちなみにあのクエストでもらった魔法は水滴による小さな球を撃ちだす魔法”レインシャワー”と水の壁をだす”ウォーターウォール”に水による泡を広範囲に展開する”シャボンフィールド”を覚えた。
ちなみに魔法はどれも使えそうなのでよかった。
変な魔法とかではなかったので……
水魔法だからジェルみたいなものを出す魔法もあるかと思っていたがどうやらそういうものには当たらなかったようだ。
正直安心している。
ちなみにシズエはハズレを引いたらしく、全身に炎を纏う魔法”ファイアベール”を見せてもらったがどう見ても炎で焼かれ中のスタントマンにしか見えなくてなんというか炎が勢い良すぎないかと思うくらいに燃えているのだ。
なんというか怖かった。
それに戦闘でもこれは突っ込むぐらいしか効果を発さないとシズエ自身が言っていたのでなんとも微妙だなと感じた。
そうしてこのノスタイルの街をそろそろ後にしようかなと考えていたときだった。
一人の男が大声で
「ドラゴンが来るぞー」
そう叫びながら街を走っていたのを見たのは……
「もしかして?」
「ううん、マヤやんが思ってる通りだと思うよー。
あのドラゴンだと思うなー」
そしてすぐにボクたちは走りだした。
ちなみにレイラさんにはボクたちが鉱山であったことを話しているので、すぐに状況をわかってくれて一緒についてきてくれている。
まずは先程の男に話しを聞かないといけない。
大声叫びながら走っている男に追いつくと肩を掴んだ。
「おおい、どうした?」
そして叫ぶのをやめた男は掴んだのが女だと知るとあきらかに戸惑っているがそんなことを今は気にしている場合ではなかった。
「あんた、ドラゴンってどういうことだ?」
「あ、ああ……
鉱山からドラゴンが出たのは知っているか?」
「ああ」
「そうかなら話しがはやい。
そのドラゴンは始めどこかに飛んで行ったんだがすぐに戻ってきたんだ。
そして今は鉱山の中にいる。
もう何人かの冒険者と呼ばれるやつらがそれを聞きつけて討伐に行ったが返り討ちにあったらしい。
だからその鉱山から近いこの街はもう終わりなんだ」
「そうかありがとう」
どうやら話しを要約すると、あのドラゴンがまた戻ってきて鉱山にいると。
そしてそれを聞いた他の冒険者たちが戦いに向かったが負けているということだね……
うん、それならボクのやることは一つだ。




