これはこれでいいよね⑦
ということを思いながらもその洞穴から出てきた三人を見つめる。
その三人はここに来ていたパーティーを少し睨みつける。
今更ながら思うのだけれど三人とも仲良くなってるよね。
そう思っているとロリコンさんがおおと唸ってこちらを見ている。
それを後ろにいた女性が頭をチョップする。
「イタ」
「痛くしたの。
というよりもはやく自己紹介くらいしなさいよ」
「ああ、そうだよね。
俺はアイバ、こっちのさっきチョップしてきたこのそばかす娘がリエでこのただのでかい男がカバエだ。
あとは……」
「はいよー、うちがエルンね」
「俺はタラコゴハンで、最後に女の子がジュウリンで男がドウガンだ」
「あ、わざわざありがとうございます。
ボクはマヤです。
こっちは大剣の子がシズエ、弓を持っているのがカナ、最後の一人がエリンです」
「おお、そうか……
可愛い子ばかりだな。
いいパーティーだな」
「そうですか?」
「ああ、よかったら全員まとめて俺のパーティーに加わらないか?」
「「「ヤダ」」」
そしてまた勧誘されるがすぐに三人がそう言ってボクの腕を掴む。
即答したらかわいそうじゃない?
と思いながらもボクも今のパーティーが気にいっているので他のパーティーに入るというのは考えていないといのが現状だ。
でもここに来たのはそれなりにステータスが高いと思うのだけれどどれくらいなのだろうか?
「あの、ステータスってどれくらいなんですか?」
「おお、俺か?」
「はい」
「一応基本的なステータスは平均四〇くらいかな」
「すごいですね」
「まぁ結構やってるからな」
「そうですか」
というような会話をしてその後はみんなで鉱山の外に出ることになった。
帰りの鉱山の中ではアバターは男、女に別れて歩いている。
「おお、みんな高校生?」
話題は少しリアルの話しになって年齢を聞かれているが相手方は全員大学生の二〇代前後でこっちはボクは高一の一六歳で高校には受かってはいるが現在引きこもり中。
こっちのパーティーはエリンとシズエがパーティーを組んでいたことやカナさんがその二人の知り合いだったことからわかるように全員同じ学校の高校一年生らしい。
なんだかボクだけ仲間はずれのような気もするけれどそれも仕方ないと思う。
だって引きこもりなんだし……
やっぱり学校行かないとダメだな。
そう改めて考えたボクだった。




