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リアルオンライン  作者: 美海秋
鬼畜王女様っていうのもなんだか新鮮だねー byシズエ
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この街の謎を解け⑦

「それでどうやって入るのー?」

そして決意を改めた時にシズエがそう言ったところでエリンが頷く。

「そこだね。

どこかから入れたらいいけど」

そうかみんな知らないんだよね、あの抜け道。

「それならいいところありますよ」

「「「え?」」」

「抜け道のようなところを見つけたんですよ」

驚くみんなを引き連れてボクはあの小屋にやってきた。

まずは小屋の中に誰もいないことを壁から音を確認する。

何も聞こえない。

呼吸のような音もしないような気がする。

よし、行こう。

ボクは率先して小屋の中に入る。

「何もないことはないかな」

そうすぐにそれは見つかった。

小屋の床に色が違うところがあった。

その床の周りをコンコンと叩いていくと、コツンと音が鳴って開けるための取っ手が姿を見せる。

「すごいなー、マヤやんは」

「そうかな?」

「うん」

そしてそれを開けて中に入った。

一番がいいと言ったシズエに一番最初に行ってもらって、王女のボクが二番目に、レイラさんは冒険者ではないので三番目に、最後には周りを注意しながらエリンがおりた。

「暗いねー」

「うん……」

なんだか出そうというのはあまり考えないでおく。

というよりもここはゲームの世界なのだ、怨念が幽霊になってなんてことはありえない。

そう思っていたら手を握られた。

「大丈夫だよー」

そしてそう言って笑いかけてくれたシズエはボクと一緒に歩きだした。

ちなみにエリンとレイラさんは後ろで何かを話しているので気にしないでおく。

そうして歩いてきたが、一向に出口というものが見えてこない。

「どこまで続くのこれ?」

思わずそう口にしたところで、シズエが急に手を離して前に走りだした。

「っえ!?」

戸惑うボクだったが少しして男のうめき声が聞こえる。

どうやらシズエが敵の存在に気づいて始末したようだ。

そう気づいた時にはシズエがのんびりとした足取りでこちらに帰ってきた。

「リーダー、前方はクリアです」

そして可愛く敬礼を決めてそう言ったところで、風が流れる音が耳に聞こえる。

これってお約束の外が近づいてきたっていうところかな?

だけどそう簡単に行かない。

シズエが倒したのはどうやらこの通路を見張っていた傭兵らしく、それが倒されたとなれば人が集まってくるのだ。

それにすぐ気づいたエリンはすぐに支持をしてくれて、ボクたちはすぐにその場から逃げ出した。

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