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少年漫画ヲタは異世界がわからない。  作者: 志麻大紅
第2章 少年漫画ヲタは異世界の歩き方がわからない。
15/23

少年漫画ヲタはどう言い訳していいかがわからない。

第二章です。


少しでも面白いと思っていただけたら「感想」、「ブクマ」をお願いします作者の励みになります。


アドバイスもお待ちしています。

土曜日

俺と暗城さんは異世界に行った。金曜土曜と二日続けネクストを散策したり、建物の修繕を手伝ったり、情報収集したり日曜日にネクストを出発できるように準備をした。


「お疲れ!ネクストを発つ準備はできたか?」

元の世界に帰ってくると女神様が出迎えてくれた。女神様から返してもらったスマホを見ると22時30分になろうとしている。


「はい!明日には予定通り出発します!」

暗城さんが元気いっぱいに答えた。かわいい。


「お、明日といえば…君たちが気になっていた私の見える範囲やその他諸々について説明を行うので、そのつもりで。」


「明日は日曜日なのに店はいいんですか?」

店を心配する暗城さん。


「どうせ今日みたいに君たち開店前に来るんだろ?開店前に説明終わらせれば大丈夫だろ。てことで8時半集合。」


「ん?」

俺がスマホを見ていたら1つ通知が来た。


「どうした?少年。」


「女神様、ごめん今日暗城さん送るの頼む!」

先ほどの通知は母親からの早く帰って来いというPINEだった。俺は急いで店を出て帰路に着く。



20分後、俺は帰宅した。

そしてリビングに母がいた。

「おかえり、太陽。ノート見せて。」


なんとなく察していたこうなることを。月曜も木曜も金曜もそして今日も俺は浅野と勉強会をすると言って嘘をついていた。ノートなんて見せたら終わりだ。俺は走って自室に逃げた。

母、輝崎照陽(きざきてるよ)はため息をつき俺を追ってくることはしなかった。


もしかしたら電話に出るかもしれない。そう思い俺はスマホでとある店の電話番号を調べて電話をかけた。繋がった!

「女神様、助けてくれ。」


「やっぱり君か、少年。実は帰りの時に君の心を読んでいたからね。電話が来るかもしれないと思い自動音声にせず待っていたよ。」


「ありがとうございます、女神様!」


「で?母親に嘘ついて勉強会行ってることにしたけどさすがに怪しまれた。であってるか?」

さすがは女神様だ。


「はい。その通りです。」


「単刀直入に言おう、私には1つ打てる手段があるがそれをしても君が嘘をついたという事実は変わらない。君は怒られるだろう。」


「怒られるしかないということですね。」


「ああ。それは君が悪い。だが私にも原因がある。だから手段を考えたんだ。君の母親の怒りを減らすくらいはできるだろう。」

ぐうの音も出ない。


「ホ、ホントですか!?」


「ああ、だから君のPINEのアカウントを教えてくれ。」


「あ、はい俺のアカウントのIDはHunter×2rensaisitekureです。」


「すごいIDだな……。今友人登録してファイルを送ったからコレを君の母親に見せてくれ。」

俺はスマホを確認し女神様のPINE登録があったことを確認した後送られてきたファイルを開いた。


「女神様、これって……。」



10分後

ドドドドドドドドド

俺は階段を駆け下りリビングへ行った。

「母さん!コレを見てくれ!」


俺は女神様から送られてきたものを見せた。

「ん?アルバイトの契約書?アンタ何も言わずにアルバイトを始めようとしてたの!?」


「いや、実はもう始めてるんだ。漫画知識が役に立つんだ。やるしかないと思って。」

俺は女神様に言えと言われたセリフをそのまま言った。


「まあ、やりたいならいいけどこの特別スタッフって何?」

契約書には特別スタッフと書いてある。


「え~っと店で接客とかをするわけじゃないんだ。店でやっている極秘企画に参加できる。」

そんなこと俺は女神様から聞いてないどうすればいいんだよ。


「極秘企画!?いいわね、かっこいい!!」

母さんも少年漫画大好き人間でよかったと心底思った。


「あ、でも嘘ついたのは変わらないわよね?」

母さんがいきなり不気味な笑顔を見せた。ああ、きっとこの後俺は説教されるのだろう。

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