俺じだ 15-6セルンドに迫る影
「ユウキさん。俺たちが攻撃を受け止めるので横から攻めて下さい。」
「無茶するなよ。」
俺はそんなことを言いながらオーガに突っ込んで行く。
オーガは持っている片手剣を振り下ろす。
俺は二刀流を発動させ、片方の剣でしっかり受け止める。
グワァン。
((うほ。これは想像以上に重いな。))
確かに。けど片手で止めれる程度だ。これくらいなら…。
フィーン。
「「スマッシュ。」」
空いた片手でお腹を表面上だけ当てた。というか刃が届かなかった。
「すいません。誰か変わって下さい。」
俺はそう言うと剣を勢いよく弾き、後ろに下がる。
((解放するぞ。))
プシュー。
(なんか煙出てるけど?)
((大丈夫だ。ちょっと解放し過ぎているけどな。))
本当に大丈夫なんだろうか。こんなところで暴走したらたまったもんじゃ無い。
今、剣で攻撃を受けてる冒険者もそう持たないだろう。
((行くか。))
フッ。
俺はこの時いつもより身体が軽い気がした。
ダッシュでこの速度は止まる感じがしないのだが…?
ドン。
ガシャーン。
オーガを吹っ飛ばすだけならいいのだが、当たっていない冒険者も風圧で飛ばされてる。ごめんなさい。
ギシャアアアアアアアア。
ほら。怒ってる。
ボワッ。
((中級クラスだな。))
了解。ならこっちも中級だ。
「「フレイム。」」
俺が放ったフレイムが一足早く放ったことにより、オーガの数センチ手前で爆発した。
((オーガの炎魔法とぶつかったか。))
よし。最後の仕上げだ。
「「飛斬。」」
スパ。
ドサ。
「す、凄え。アンタ本当に凄えよ。」
「飛ぶ斬撃なんて聞いたことない。」
なんか、凄い人だかりなのが癪に触るが怪我人は1人だし、まぁ良かったかな。




