6ー2 1ヶ月の修行
何となくこういう修行は目を瞑ってやるのがお決まりなので俺も便乗して修行中。
今どのくらいの時間が流れたかわからない。
もうお腹も空かなくなってきている。
良くわかんないまま修行やらされてるし。
(これでどうだ!)
俺は勢いよく目を開けた。
しかし見えるのは真っ暗な世界。
まさかコツが無いとは言っていたがここまでだとは…。
もしかして邪念を払えとか?と思ったがあんまり意味がなさそうだった。
しかもエレボスは寝てるしさ。
もうなんだよこの修行。
・・・ん?
今エレボス寝てるんだよな?
俺見えてるよな?
これ成功か?
わからないのに寝てるのが腹が立ったので俺は近くにあった小石を拾い軽く投げる。
勿論学生時代真面目だった俺は人に石を投げるなんて行為はしなかった。
勿論異世界でもしてはいけないのだから現実世界というか日本でもしては行けない。
「んが!お、見えたのか?」
んが!じゃねよこの野郎。
「じゃあこのふわふわしている光の粒も見えるな?」
「あぁ。結構な数が浮いてんな。これが環境エネルギーか?」
エレボスはそうだ。と言いその光の粒をツンと突き、一つを俺に向けて飛ばしてきた。
「コントロールはできるだけ細かくやりたい。だから一粒ずつ集めろ。」
「なぁ、もう外の空間に出て良くないか?」
「失明したいなら外に出ればいいさ。まだ完全にコントロールできてるわけじゃ無いのに外を出ればそれくらいのリスクがあるぞ。」
それは嫌だ。俺は言われた通り光の粒を一個づつ集めていく。
この感覚は天界でゼウスと「「スパーク。」」の練習をしたときに糸で一個一個の粒を集めた感覚に似ていたので難なくできた。
「よし、あとはこの中で少し動くぞ。」
エレボスは俺に向かって拳を向けた。
(!?)
俺は驚いた。エレボスの動きが本当に先読みができる。
しかも普段よりゆっくりに見える。
俺は拳を避け、軽く殴る。
「しっかり見えてるな。もうちょっと激しめにいくぞ。」
エレボスはそう言いながら剣を抜いた。
おいおい、ガチじゃないか。
「避けないと当てるから、な!」
エレボスはそう言いながら「「肩並行斬。」」を俺に打ってきた。
流石に躱せないと思った。が俺は仙化している。剣がどこを通るのか見えるのでギリギリまで引きつけてから躱した。
「お、しっかり見えてるな。。お前も攻撃してきていいぞ。どのくらいいけるかも試したい。」
俺は地面をバッと蹴り、一気に殴りかかった。が、エレボスがゆっくりと離れていくのが見えた。
すかさず俺は拳を止めた。
すると仙化状態でだいぶゆっくりに見えているといえどかなりの速度でエレボスの拳が飛んで来ていた。顔に軽くかすりつつ、俺はカウンターの一撃を素早く顎に向けて放った。
が、すでにコースから外れており、俺が拳を止める頃にはすでに真横におり、足を引っ掛けられ、俺は天井を向いていた。
「十分すぎるくらいじゃないか。そろそろ外でもいいかもな。」
お願いだから失明しませんように。
ステータス
浮島 優樹 Lv.1
能力 ??
技能 無し
剣技 肩並行斬→肩斬
ビクトリースラッシュ
スレイヤー
空断
スマッシュ
ダブルエッジスパイク
魔法 【初級】
ファイヤー
ウォーター
アース
【中級】
ゲイル
ライジング
コリエンテ
クエイク
【準中級】
フリーズ
龍化 ドラゴンブラスト
仙化




