第七章 4
ちひろは京介の携帯に電話をした
「電波の届かない・・・」
何度掛けなおしても電話は繋がらなかった
『駄目だ繋がらない・・・』
その間、千佳は写真をじっと見つめた
『この写真・・私だよね・・ちひろじゃないよね・・』
『なんで?そんな事言うの?ちぃちゃん、ちひろな訳じゃん』
『じゃあ、どうしてあの人は・・何も言わないのよ・・何でここに居ないのよ!』
千佳は泣きながら言った
『ちぃちゃん・・・きっと・・来るよ・・』
『・・・』
千佳は写真と一緒にあった手紙を開けた・・・
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希望ヶ丘公園・・・。
「もう・・ここに来る事は無いな・・・」
病院に向かい歩き始めた
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「千佳の部屋」
「京介さん本当にありがとう。千佳は幸せです。頑張って皆に自慢出来るようなお嫁さんになります。
どうかこれからもよろしく御願いします。そして・・私の事はいつか「ちぃ」って呼んで下さい。
ほら、その方が仲良い感じがするでしょう(笑)私は京ちゃんって呼びたいの・・いつの日かそう呼び合おうね・・・」
最愛ある 哀川 京介様へ
綾瀬 千佳
『京ちゃん・・・』
手紙を読み終えて名前を呼んだ・・・
千佳は部屋を飛び出した
『待って!どこ行くのちぃちゃん!!』
ちひろはすぐにちぃを追いかけた
『ちょっとぉ!!』
ちひろは千佳の姿を見失った
「どうしよう・・・」
その後、ちひろは部屋に戻り千佳の携帯を鳴らしたが呼び鈴は室内で鳴り響いた・・
「どこに行ったんだろう・・もう!何でこんな時にあの人はいないのよ!」
何度も京介の携帯に何度もコールしたが繋がる事はなかった
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「行かなくちゃ・・・」
千佳はある場所を目指していた
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京介は長かった時間を思い返し
それに自分で終止符を打つ事に間違いはない・・そう考えていた
だが、もう少し、もう少しだけでも今のままでいさせて欲しい・・・
そう思いゆっくり歩いていた
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「ちひろ」
千佳が読んだ手紙を手にしていた
「京ちゃんのお嫁さんになる・・・」
思い出しのかもしれない・・・
千佳は手紙を読み何かを感じたからこそ・・・
その反面、とても不安な気持ちになってきた・・・
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「大事!(*´∀`*)京ちゃん。大好きぃ!」
沢山の想い
幸せを願った時間
追い詰められた時間
どうしようもなかった現実・・・
目覚め後の二人・・。
互いの時間が動き始めた・・・
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