第六章 完結
AM6:30
病院の朝はまだ静かだった
京介は一睡もせずに千佳を見つめていた・・・
千佳はまだ眠ったまま・・・
病室のカレンダーを見るとそこには退院の日に大きくハートが書かれていた
「普通の女の子・・なんだな・・ちぃ・・良かったね・・おめでとう・・」
呟いた・・
AM7:30
千佳は目を覚ました
『んー!おはよう(*´∀`*)』
まだ眠そうな顔をしていた
京介は千佳の好きなコーヒー豆乳を差し出した
『ほら・・お待ちかねの退院の日やな』
『うん(*´∀`*)ありがとう』
『俺はもう少ししたら仕事があるから行くけどいいかな?』
『うん、じゃぁちひろに電話しなくちゃ!』
『俺が今するな』
『うん お願い』
「プルルル・・・」
『はい』
『起きとった?』
『起きてたよ~』
『俺は間もなく出かけないといけないから・・・』
『うん!直ぐ向かうね!』
『あぁ 頼む。』
『ちぃ。ちひろちゃんすぐ向かうってさ』
『はーい!午前中に最後の診療をしてそれから退院だって』
『そうか、良かったな。午後にはここには居ないんやな・・』
『ようやくだよ~(*´∀`*)』
『だな・・(笑)』
千佳はベットを降りて退院の準備としてまとめた荷物を確認し始めた
『・・・俺 トイレ行ってくるわ』
『うん(*´∀`*)』
何気なく空気は流れていた・・・
荷物の確認をしている時千佳はテーブルに腰をぶつけた
「バタン」
テーブルの上にあった京介のセカンドバックが床に落ちた・・
中身が多少出てきていた
「あ・・やっちゃった(笑)」
慌ててバックの中に中身を戻そうとした
その時、数枚の写真らしき物が見えた・・
「・・あのファミレスで見せてもらった夕陽の写真かな?」
写真を手に取った
写真は偶然にも裏側向きで落ちていた
手に取ると写真の表側には手紙のようなものが一緒にあった
「手・・紙?」
とても気になった・・
だが・・何となく・・・恐い・・・
自分の知らない事がそこにありそうな気がしてならなかった・・・
千佳はとっさに写真と手紙を自分のカバンにしまい込んだ
そして慌てるようにセカンドバックを元の位置へと置いた・・
「・・・どうして・・なんで・・私・・こんな事・・」
「ガチャ」
『ちぃ、ちひろちゃん来た見たいやで』
『あっ・・うん・・・』
『おっはよー!』
『おはよぅ・・』
不安が過ぎってならなかった・・
『ねぇ・・・今日の夜は来るんだよね・・?』
京介に聞いた
『・・・遅れるかもしれいけど・・・連絡する・・』
『約束だよ!』
『あぁ(*´∀`*)』
『ねぇ、ちぃちゃん荷物はまとめたの?』
『うん、あのね午前中に診療があるから、それ終わったら退院手続きなんだ』
『そっか(*´∀`*)ようやくだねー』
『うん(*´∀`*)』
二人の楽しそうなやり取りを見ながら京介は病室を去った・・
それから千佳は午前中の診療を受け無事退院の手続いが行われた
長きに渡る入院生活が終わった・・
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二人は荷物を持ち病院を出た
『もう・・ここには戻ってくる事が無いといいな・・・』
千佳は振り返り病院を眺めた・・
『・・大丈夫。大丈夫よ ちぃちゃん』
『うん・・・でもね・・なんか・・ううん・・何かここに忘れている様な気がするの・・・何か・・大事な事を・・・』
『・・きっと・・それも思い出せるよ』
『うん・・』
『ねぇ、ちひろはいつまで居れるの?』
『しばらくは居れるよ!何かと不安でしょ?』
『うん(*´∀`*)ありがとう』
『今日は退院パーティーよ!荷物置いたら二人で買い出しに行こうね!』
『わぁ楽しそう!』
『急ごっか!』
『うん(*'▽')ノ』
二人は部屋へ向かった・・・。
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