第六章 9
それから3日間はあっと言う間に訪れた
『いよいよ明日だね退院(*´∀`*)』
『早かったな』
『えー。長かったよ!!』
『・・・ちぃに取ってはそうだったかもな(笑) これからやな・・全てが・・』
『うん・・少し怖い気がするけど・・頑張る(*´ω`)』
京介は腕時計を見た
『そろそろ、ちひろちゃんが駅に着くころやな。迎えに行ってくるな』
『うん(*´∀`*)お願い。連絡してね』
『あぁ』
駅に向かった。
早めに着いた・・
千佳が死んだと思い九州へ向かった時の事を思い出した・・
駅内の喫茶店へ入った
セカンドバックの中の写真を出し眺めた・・
「今は本人が目の前に居るけど・・この時とは違うな・・・」
そして千佳から貰った「最後の手紙」を読み返した・・
「どんな形にせよ・・・ちぃが戻ってきてくれた事に感謝や・・・」
・
・
・
「天国にあなた~一番近い島♪(強着)」
「もしもし、京ちゃん?ちひろ!今着いた~」
「東口の喫茶店や」
「えっ?うーん・・・分かった」
キョロキョロしながらちひろは喫茶店に入ってきた
京介は片手を上げ席を知らせた
『京ちゃん久しぶり(*´∀`*) ごめんねちぃちゃんの面倒任せっきりで』
『いや気にする事無いよ』
『本当にありがとうね(*´∀`*)』
『取り合えず コーヒーでいいか?』
『うん』
注文を入れた。
『取り合えず一服したら荷物を置きに行こう。ホテルにするか?それともちぃの部屋にするか?』
『ちぃちゃんの部屋があるなら掃除も兼ねて部屋にするよ(*´∀`*)』
『ある程度は片付けておいたが細かいところ頼む』
『うん(*´∀`*)』
数日前、京介は予め千佳の部屋に置いてある自分の私物は運び出していた
二人はカフェを出て千佳の部屋へ向かった。
『ここや』
『へぇ~結構綺麗にしてたんだね』
『京ちゃんもここに一緒に暮らしてたの?』
『俺は他に借りていたんだ・・たまに来ていた感じだよ』
『へぇ~不経済ね(笑)』
ちひろは何も疑う事も無く話を聞いた
『俺・・タバコ買ってくるわ・・・』
『じゃぁ着替えてるね。病院行くでしょ?』
『あぁ。じゃあ、ちぃに電話もしておくよ』
『うん、近いの?病院』
『あぁ、タクで15分くらいや』
『楽しみだなぁ(*´∀`*)』
京介はタバコを買いに出て千佳に連絡を入れた
「逢いたくて 逢いたくて・・♪(ちぃ着)」
「はい(*´∀`*)」
「ちぃ、あと20分位でそっちに着くからね」
「あー・・緊張する(笑)」
「(笑)またな」
「うん(*´∀`*)」
部屋に戻るとちひろはもう出れる状態だった
『ここの住所教えてくれる?帰り迷うと困るから(笑)』
『分かった』
京介はササッとっメモに書いて渡した
『明日、ちぃちゃんが退院してきたらここで一緒にお祝いしようね(*´∀`*)』
『・・・あぁ・・仕事が終わり次第駆けつけるよ・・』
。




