↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雷蔵伝・魔境奇譚  作者: まろやかポン酢風味
2番目の刺客
PR
44/50

四つ足の戦い1

一方(いっぽう)狗神(いぬがみ)(いぬ)(かみ)は、眷属(けんぞく)霊圧(れいあつ)防御(ぼうぎょ)(ほどこ)して(さる)たちの投石(とうせき)(たい)する防御(ぼうぎょ)(おこな)一方(いっぽう)(やま)(おく)方側(ほうがわ)気配(けはい)(しの)ばせている存在(そんざい)()かって(はげ)しく(せま)っていく。それを察知(さっち)した相手(あいて)もさらに(やま)(おく)(ほう)へと退(しりぞ)いていくのだが、半里(はんり)ほど(はな)れたところで、(かれ)らは()げなくなった。そこで、一番(いちばん)霊圧(れいあつ)(たか)(ほう)()かって狗神(いぬがみ)はゆっくりと警戒(けいかい)しながら(ちか)づいていく。眷属(けんぞく)山犬(やまいぬ)たちも(ひく)いうなり(ごえ)(はっ)しながら散開(さんかい)し、(てき)(たい)する包囲(ほうい)形成(けいせい)する。そして、(いぬ)(かみ)(ほう)眷属(けんぞく)野良犬(のらいぬ)たちとともに、雷蔵(らいぞう)たちに一番(いちばん)(ちか)(ほう)気配(けはい)()かって(ちか)づいていった。狗神(いぬがみ)たちも(いぬ)(かみ)たちも、周囲(しゅうい)(のこ)(にお)いから、(てき)がただの野生(やせい)(きつね)ではないことに()づいていた。


狗神(いぬがみ)たちの周囲(しゅうい)(ほのお)(かこ)まれていた。突然(とつぜん)(はじ)まった山火事(やまかじ)に、山犬(やまいぬ)たちは当初(とうしょ)(おどろ)(まど)っていたが、狗神(いぬがみ)霊圧(れいあつ)(たか)めるとその威力(いりょく)()()しやられていくのを()山犬(やまいぬ)たちは()()きを()(もど)していった。それと同時(どうじ)に、(かれ)らから(すこ)(はな)れた小高(こだか)(ところ)にある(しげ)みの(なか)から(くろ)霊気(れいき)をまとった(きつね)(あらわ)れた。それは山犬(やまいぬ)たちの(まえ)姿(すがた)(あらわ)すや、自身(じしん)前方(ぜんぽう)(くろ)霊気(れいき)色濃(いろこ)()(めぐ)らせると、それは黒水晶(くろすいしょう)()わっていく。それを()狗神(いぬがみ)一声(ひとこえ)(うな)るように()えて眷属(けんぞく)たちに警戒(けいかい)(うなが)した刹那(せつな)。それは発射(はっしゃ)された。(なん)予備動作(よびどうさ)もなく発射(はっしゃ)された(くろ)水晶(すいしょう)夕時(ゆうどき)(やみ)(まぎ)れて高速(こうそく)()っすぐに飛来(ひらい)し、よけそこなった山犬(やまいぬ)たちが胴体(どうたい)(つらぬ)かれて悲鳴(ひめい)()げながら地面(じめん)(たお)()す。仲間(なかま)(たお)されたことで(いか)りに()たされた山犬(やまいぬ)たちの怒気(どき)()ちた(うな)(ごえ)(あた)りに反響(はんきょう)するように(ひび)(わた)るのだった。


正直(しょうじき)狗神(いぬがみ)(した)()いていた。自分(じぶん)正面(しょうめん)にいる、一見(いっけん)普通(ふつう)(きつね)のように()えるモノが、自分(じぶん)霊気(れいき)障壁(しょうへき)突破(とっぱ)しうる攻撃(こうげき)ができることに(おどろ)いたのだ。狗神(いぬがみ)(ねん)山犬(やまいぬ)たちを()がらせると、自身(じしん)から(はっ)した(しろ)霊気(れいき)から(するど)(とがった)水晶(すいしょう)()()していく。(てき)妖狐(ようこ)狗神(いぬがみ)攻撃準備(こうげきじゅんび)(ゆる)すわけもなく、(つづ)けて展開(てんかい)されていた黒水晶(くろすいしょう)狗神(いぬがみ)()かって連射(れんしゃ)していくが、それらの黒水晶(くろすいしょう)狗神(いぬがみ)(かお)(からだ)()たった刹那(せつな)(はじ)()ばされながら霧散(むさん)する。一方(いっぽう)攻撃(こうげき)()けた狗神(いぬがみ)は『なんだ?そこもとの攻撃(こうげき)威力(いりょく)はその程度(ていど)のものか?』と()わんばかりの余裕(よゆう)態度(たいど)で、鋭利(えいり)形状(けいじょう)水晶(すいしょう)形成(けいせい)し終えるや(いな)それを射出(しゃしゅつ)して反撃(はんげき)する。


狗神(いぬがみ)反撃(はんげき)直面(ちょくめん)した妖狐(ようこ)は『この攻撃(こうげき)()ければ()ぬ』と(さっ)し、一旦(いったん)自身(じしん)攻撃(こうげき)をやめて回避(かいひ)専念(せんねん)する。だが、一発(いっぱつ)だけが()(きつね)左足(ひだりあし)(かす)った。その瞬間(しゅんかん)、その(あし)爆散(ばくさん)したのだった。悲鳴(ひめい)()げながら必死(ひっし)()()くす(きつね)に『(わる)(おも)うなよ』と(ねん)(おく)った狗神(いぬがみ)は、水晶(すいしょう)弾丸(だんがん)連射(れんしゃ)でその(きつね)(はち)()にするかの(ごと)くに滅多打(めったう)ちにするのだった。原形(げんけい)をとどめぬほど無残(むざん)姿(すがた)地面(じめん)()ちたものから、(くろ)(きり)()(のぼ)ると、その(きり)(かぜ)もないのに(みなみ)(ほう)へと(なが)れていくのだった。そのさなか、一匹(いっぴき)(きつね)気配(けはい)(ひがし)方側(ほうがわ)(おお)きく迂回(うかい)しながら雷蔵(らいぞう)のいる方向(ほうこう)()かって()っていたが、それに()づいた狗神(いぬがみ)一声(ひとこえ)(うな)りながら眷属(けんぞく)たちに(ねん)(おく)ると、山犬(やまいぬ)たちはその気配(けはい)()(はじ)めるのだった。

以下3点、判断が分かれるため確認させてください。


**Q1.** 「一方、攻撃を受けた犬神は『なんだ?そこもとの攻撃の威力はその程度のものか?』と言わんばかりの」の「犬神」の部分。この場面に登場しているのは「紀国の狗神」のみで、「兵主の犬神」はこの場にいないはずです。

- A. 「狗神」の誤字と考え「攻撃を受けた狗神は」に修正

- B. 原文のまま「犬神」を活かす(別の意図がある場合)


**Q2.** 「周囲にのころ匂いから、敵がただの野生の狐ではないことに気づいていた」の「のころ匂い」の部分

- A. 「漂う匂い」の誤字と考え「周囲に漂う匂いから」に修正

- B. 「残る匂い」の誤字と考え「周囲に残る匂いから」に修正

- C. その他のご指定


**Q3.** 「だが、一発だけが科の狐の左足を掠った」の「科の狐」の部分

- A. 「彼の狐」の誤字と考え「一発だけが彼の狐の左足を掠った」に修正

- B. その他のご指定


Q1(A/B)、Q2(A/B/C)、Q3(A/B)でお答えください。


なお、以下2点は明確な誤字のため自動修正しました。

- 「怒気に満ちた唸り声が辺りに反響すように響き渡る」→「怒気に満ちた唸り声が辺りに反響するように響き渡る」(誤字:脱字)

- 「東の方側に大きく迂回しながら雷蔵のいる方向に向かって言っていた」→「東の方側に大きく迂回しながら雷蔵のいる方向に向かって行っていた」(誤字:言って→行って)

- 「その気配を負い始めるのだった」→「その気配を追い始めるのだった」(誤字:負い→追い)

==========

1.A,2.B,3,A,

==========

修正内容を確定しました。全文にルビを振ります。


---

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。