水を求めて①
水も探さないとね
野菜や林檎をしまっておく倉庫作らないとな~
また重労働の木こりか~
レベル上がったので、多少伐りやすくなったが、まだまだ大変。特にこの黒い木!レベル上がるからいいけど・・・・
木を伐って、板材を作るために乾燥させていこう。前回伐って残っている木を使って、何とか斧とのこぎりでそれらしく作って、小屋を作っていくが、勢いに乗って3個ぐらい高床式の簡易倉庫を作ってしまう。
「まぁ、簡易的すぎて、隙間だらけのものなんだけど・・・」
出来上がった倉庫の出来栄えにがっくりしながら、コレは倉庫、倉庫と自己暗示をしながら採ってきた林檎や野菜をそれぞれに割り振ってしまっていく。
気を取り直して、食材を探しに行こう。いつもの装備を用意して、柵から出たところで立ち止まる。
飲み水も探さないと行けないし、家を中心に南北入ったから、今度は、どっちに行こうかな?
柵を出て、方向を悩んでいたら、西側の角からゴブリンが出てきて戦闘になる。斧で首をはね、倒したと思ったら次のゴブリンが出てくる・・・・向かってくるゴブリンを倒し周りには、10体ぐらいのゴブリンの死体が転がっている。少し手馴れてきて、ゴブリンから魔石を回収し、向かってくる方向に何があるのか偵察がてら見に行く。
50m位進むとゴブリンの一団が出てくる場所を見つける。どうやら家から100m位のところにあった小学校の在った辺りからこのゴブリンたちはやってきているらしい。
ゴブリンの視界から見えない様に木の陰に隠れて、少しづつ近づいていく。
(小学校の柵は、健在で、木で覆われた自分の地域で目にする2つ目の現代人工物。
周りは知っている風景から激変しているのに柵が残り、その奥から集団がいるらしい気配もする。自分の知っている記憶だと家の前の道路を真っすぐに進むと、確か校門があったはず。もしかしたら、まだ生きている人間がいる?私と同じように隠れたり、倒したりして生き残っている?)
校門の辺りからゴブリンの一団は出て来た。少しづつ校門に近づき、柵の向こうを見る。小学校自体は、無くなっているが、校庭部分は、真っ平で、そこにいくつかの焚火と竪穴式住居のような家みたいなものが見える。何匹かのゴブリンが焚火の周りで騒いでいる。
・・・・家のこんな近くにゴブリンの集落があったのかよ・・・・どうする・・・・数が多いし・・・・それでも、人がいるかもしれない・・・・
校門にたどり着きもう少し様子を見るため中の様子を見た。
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校庭の中心付近に人の姿も見えた。数人の男も女もいるが皆ぼろぼろになった衣服のまま、座らされたり、倒れていたり・・・・
そして、広場の奥にひと際でかいゴブリンが王様よろしく一段高い場所に座っている・・・・
奴は、何かにかぶりつきながら、座らされている人たちを見ては、周りのゴブリンに何か言っているみたいだ・・・
兵士のようなゴブリンが、雑兵のようなゴブリンに何か伝える・・・・・
雑兵ゴブリンは、座らされている人の中から女の子を一人引っ張り出してくる。女の子は、必死に暴れるが、ゴブリンの持つこん棒のようなもで殴られ、ぐったりと倒れ込む。そのまま奴らは、ひきづって運んでいく・・・・・・
他では、倒れた人に向かってナイフのようなもので、切断しては、火にかけていく・・・・
泣き叫ぶ声が聞こえる・・・断末魔の悲鳴も・・・・
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・・・・目の前の光景に、頭が真っ白になった・・・・
自然と手に持った手斧とナイフを握りしめ、ふらふらと中に入っていく・・・・
近くのゴブリンが私に気が付く。
こん棒を構え向かってくるが、
「遅い。」
私は、つぶやき、ゴブリンの首をはねた。感情が死んだように、周りのゴブリン達を殺しながら進む・・・・
周りのゴブリンが一斉に襲ってくる。手や足を殴られるが、痛みを気にせず、逆に襲ってくるゴブリンを殺していく・・・・
泣き叫んでいた人もこちらに気づく。
何かを言っているが、聞こえない・・・・思考を放棄し、ただゴブリンを殺す殺戮マシーンになったみたいだ・・・・・
集団の傍で、倒れた人にナイフを振り下ろしていたゴブリンを後ろから蹴りつけ、頭に斧を振り下ろす。
何も感じない・・・・只、確実に殺した感覚だけがある・・・・
作業的に向かってくるゴブリンを殺していく。
向かってくるゴブリンも何かを感じているのか、近くに居るはずの人たちも声を出さない。嫌、聞こえていないのか・・・・
私が私じゃない感覚になりながら、殺して殺していく・・・・
私が乱入したせいで、捉えられていた人たちもゴブリンも恐慌状態になり暴れだす。
必死に逃げ出していく人もいれば、座り込んだままの人も。殺されたであろう家族や恋人のもとで、泣き叫ぶ人も・・・・ゴブリンも逃げた人たちを捕まえようと追いかけたり、こちらに向かってきたり。
近づいて来たゴブリンを両手の武器で切り裂き、突き刺し足りなければ蹴りを混ぜながら歩みを止めず進んでいく。
私は、只、デカいゴブリンのみを静かに見つめながら少しづつ少しづつ歩いていく。
とうとう女の子を殴っていた雑兵ゴブリンや兵士ゴブリンの近くに近づいてきた。そこでようやくデカいゴブリンが動き出した。
デカいゴブリンは、傷ついてのたうち回っているゴブリンを平然と踏みつぶしながら、こちらに近づいてくる。私とデカいゴブリンの一騎打ちになるかと思ったが、兵士ゴブリンが一斉に私に向かってくる。
デカいゴブリンは、にやにやとした表情でこちらを煽った表情で見てくるが、私は気にせずに兵士ゴブリン1匹を打ち倒し、足首をつかんでデカいゴブリンに向かって投げつける。
「ぐぎゃぁぁあぁ。」
デカいゴブリンにダメージは無いが、ぶつけられたゴブリンは、落ち方が悪かったのか、首が変な方向に曲がって、事切れた。
なんで~水と食料探そうと思ってたのに・・・




