食料調達②
ウサギの処理~調理><
処理描写等違ってもコレは、あくまでフィクションですよ~
チート林檎を消費期限ぎりぎりまで手に入れ、家に戻る。
ウサギの解体をしないと・・・・・確か手足の先と頭を落として、血抜きをして、皮を剥いで、お尻の方から刃を入れて内臓を抜くんだよな。慣れるのか?この作業・・・やらなければ、食べられないし。家の食料や、このチート林檎だけじゃそんなに持たないし。
食料調達にかかりきりだと、家の増改築なんて出来ないし。簡易的な作業台を柵を作る時の残りの木から作り出す。太目の枝をのこぎりで木から外し、細かくしていく。いらない枝を落として、大体同じ大きさになるように切り揃えていく。長い方の枝の内側になる部分に溝を作っていく。1m×2mの枠を作り、片方の四隅を蔦で十字に縛る。両端の一部を平らにした枝を溝にはまるように並べていく。終端の部分を十字に縛れば、作業台の天板の完成。足の部分は、腰位の高さの丸太を4つ作って、天板を乗せれば、簡易的な作業台が出来上がる。作業をしながら、これからウサギの解体について、実践できるのか、他の動物の場合は、どうするんだっけ?と色々思い描き、憂鬱になっていく。
作業台が完成し、リュックから取り出したウサギを作業台に乗せる。
・・・・色々な覚悟を決めて、ウサギの解体に取り掛かる。
「ウサギさん。ごめんよぉ~解体してきちんと食べるからねぇ~」
ウサギの足を縛る蔦を用意し、吊るし台が無いことに気づく。大急ぎで、太目の枝を2m位の長さに3本切り出して、頂点付近で結び、吊るし用の蔦を結び目から垂らす様に括り、終端に横木を結べば、簡易的なトライポッドも出来上がる。これで横木の部分に後ろ足の蔦をひっかければ、血抜き作業が出来るだろう。血が落ちる場所を予想して、穴を掘っていく。
いざ、ウサギの前に立つと緊張してくる。それでもと気合を入れなおし、人生初の解体を進めて行く・・・何とか血抜き作業まで、終わり、皮を剥ぐ作業に移る。
震える手で、手が入るぐらいの大きさの裂け目を作り、皮を引っ張りながら、肉部分と分けていく。
皮と肉の分離ができたので、次は、内臓の取り出し。
吐き気を感じ、手先はぶるぶると震える・・・・ナイフを入れ、内臓を傷つけないように慎重に切り進める。取り出した内臓をゴミ袋に入れていく。心臓付近にゴブリンの時と同じ様に魔石があった。魔石だけは、作業台に戻し、内臓付近に水を掛けながら洗っておく。
切り落とした頭からこのウサギの象徴の角を切り落として、柵の近くに穴を掘っていく。ゴブリンの死体も穴を掘って埋めたけど・・・効率悪いよな。埋めてあげなきゃ匂いやその他諸々の悪影響があるからしなきゃいけないけど・・・・解体したウサギが入るぐらいの穴を掘り終え、内臓等を入れ、埋め戻す。
「疲れた~」
どっと、疲れが押し寄せてきた・・・・気持ち悪さと初作業の緊張の連続で、胃が気持ち悪い。チート林檎を一つ持ち出して、かぶりつく。林檎のさわやかな甘さで癒されていく・・・・
「水の残りも少ないし、水源が近くにあればいいんだけど・・・」
水残りも2Lのペットボトルが後7本。
ウサギ肉を焼くために焚火を熾す。伐採した木の削りカスなどを拾い集め、種火を作り、小枝や枝に燃え移して大きくしていく。解体で使ったトライポッドを移して、ウサギを引っ掛けて焙っていく。
暫くするとウサギ肉の焼けるいい匂いが辺りに漂ってくる。充分、焼けたと思い後ろ足を切り離して、中の色具合を見てみる。
「直火調理なんて初めてしたけど、失敗だなこりゃ。」
まだ半焼けの為、諦めて家からフライパンを持ってきて、切り離した後ろ足をフライパンに乗せ、少量の油を入れて火にかけていく。
他の部位も小さく切り分け、他のフライパンに乗せ、火にかけていく。
最初の後ろ足に塩と胡椒も足して、焼いていき、最後に醤油とみりんを足す。醤油の焼けるいい匂いがして、出来上がったものを少しずつ食べてみる。
「初めて食べたけど、ウサギ肉っておいしいんだ。」
次も見つけたら、何とか狩ってみたいもんだ。
他の焼きあがったウサギ肉を皿に盛り、サランラップを巻いて、日陰に移す。少量は、タッパに詰めておく。
まだまだ、他の食材も足りないし。野菜類が見当たらないから、違う場所を探してみるか。
装備を整え、リュックに水と林檎、ウサギ肉も入れて、先程とは、反対の北側に向けて、歩き出す。草類はいまだ、『食べられません』ばっかだし、野菜類みつからないかなぁ~
少し歩いていると、下草を踏む音が聞こえたような気がした。慌てて、木の陰に隠れ様子を見ると、ゴブリンが数匹歩いていた。もう少し様子を見ると、ゴブリンは、3匹だと分かった。リュックをおろし、手斧とナイフを手に持って、見つからない様に近づいて、2匹同時に仕留める。最後の1匹は、後ろ2匹が倒れる音に気が付いて、こちらを振り向く。叫ばれたりする前に、素早く斧を叩きつけて、倒す。
倒れたゴブリンから魔石を取る作業を行う。嫌な作業だが、ナイフを突き刺し、何とか手が汚れないような取り方が出来ないかと試行錯誤しながら取り出す。音を聞きつけて、他の動物とか来ないか心配になり、死体を埋める作業はせずにリュックを取り、この場を後にする。
その後も少し歩くと、ゴブリンが現れ、倒す。その繰り返しを数回繰り返した後、少し開けた場所に出た。その開けた場所の中心付近に草が見える。近づいてみると、大根や、ニンジン、トマト、ナスの様な植物があった。それらを『鑑定』すると食べられるし、自分が知っている植物だと分かった。そこから、根野菜は、5~6本収穫し、苗系の野菜は、2~3株根っこ事引き抜く。リュックに大事にしまって、家に持ち帰ろう。
又、明日か、明後日に取りに来れる様に、場所を記憶するため、ノートにメモをしていく。家からおおよその位置を書き込み、来た道を戻る。直近で倒したゴブリンの死体は残っていたが、最初に倒したゴブリンの死体は、残っていなかった。何かに引きずられたような跡が、残っていたが、姿や気配は無かった。
やっぱり他の動物かなんかが、処理しているのだろう。襲われる前に離れておこう。
家に戻りついて、苗系の野菜をなんとなく南側に植えていく。大根やニンジンは、日陰に保管しておく。
倉庫も欲しいな~
明日、木を伐って、倉庫や保管場所を作ろうか?
数種類の野菜発見出来ました。ジャガイモやきのこ類はまだかな~




