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異世界と融合した世界で生きていこう  作者: KAI


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新たな始まり

強制イベントの次の日・・・・・

心臓にも体にも悪いイベント?があった・・・・・

お風呂って1日の疲れを癒すところだよね?

今日一番疲れたイベントだったよ・・・・

これが、毎日?

取り合えず、彼女たちと話し合い当番制になったのはいいんだけど・・・・

女性に興味がないわけではないが、こんなおじさんでいいのかい?君たち?



朝ごはんを作る前に前庭で、型の練習を行いながら考えていた。やっと、意識を別の処に置いていても、体が型の形になって来た。

彼女たちにも、畑や掃除ばかりではなく、狩りにも行ける様に武器の扱い方も教える必要があるよな・・・



一通り修練を終えて、朝風呂に入り、朝食の準備を始めるころ、彼女たちが起き出してきた。

安心して、寝起き出来る場所にきたので、ぐっすり寝れればいいんだけど、あまり自堕落な態度だと強制的にさせるか・・・・


灯が最初に起き出してきて、顔を合わせると真っ赤になった。昨日の事を恥ずかしがっているのだろうか?

それでも、多少ギクシャクしながらも、料理の手伝いを始める。

次に、朱音が起きてきたが、こちらは、平然とした様子で手伝いを始める。

舞と唯が最後に慌てて起きて来たようで、髪の毛もあちこち寝癖が付いていた。


「おはよう。」

私は、そう声を掛けて、朝食を盛りつけ始める。

「君たちは、料理は出来るかい?」

そう尋ねると、朱音も舞も出来るようだが、灯と唯は包丁すら握ったことがないようだ。こんなサバイバル生活になったので、生きるために学んでもらうしかないかな。



「料理出来る組に教えてもらいながら、当番でしていこう。私も簡単なことしか出来ないからな。」

そう話すと、今日のお昼から早速、料理教室を始める様だ。

「それと、狩りや解体の練習も始めるよ。グロイ事だけどやって慣れないとこんな生活生きていけないよ。出来る事を増やしていこうかね。」


彼女たちも顔色が悪くなっていたが、必要な事ととして受け止めてくれたようだ。


畑の世話や掃除なんかは、灯が指導して、料理は、朱音と舞が、解体や武器の扱いは、私が。唯は全ての生徒になるが、何かしらの特技が見つかるだろう。



暫くは、家の周りで出来る事から行って生きていける様にして行かないとな。そんなことを考えながら今日からの予定を彼女たちに話す。


午前中は、畑の世話を皆で行った。舞たちはあまり土いじりもしたことが無い現代っ子だったので、はしゃぎながら行っていたが、そのテンションで明日からも持つのかな?

昼頃になり、朱音や舞の指導の下、料理教室が開かれた。倉庫にある野菜や肉を持ち出したり、調味料がほとんど無い事に、朱音や舞が思案していたが、どうなることやら。


「朝の野菜スープにもあまり味を感じなかったのは、こういうことだったのですね。」


舞がそう言って、肉に塩を刷り込みながら、下準備を行っていた。


「朱音ちゃん。畑に香草とかなかったっけ?」


「ん~。無かったような、気がする。」


「唐辛子と芥子ぐらいしか見つかって無いから、胡椒もあったかな?加工された状態じゃないから分からないか。ゲームや漫画じゃないから、そのものは、見つからないよ。乾燥させたのが、野菜倉庫に置いてあるよ。」


やはり調味料が見つからないと食卓に変化はあまり起こらないな。畑に植えた野菜たちは順調に育っているけど、人数が増えたので、消費のペースも早くなったから午後に採取に行かないとな。まだあるんだろうか?


肉を焼いて、野菜スープと塩もみした漬物が出来上がったが、朱音や舞は納得いかなかったようだ。大豆と塩はあるので、味噌や醤油の研究でもしてもらうか?小麦なんかに付いている麹菌の研究もしてもらって、調味料や納豆なんかも作ってもらうか。


朱音と舞に話すと、了解してもらい、夕飯後から研究を始めるみたいだ。


お昼ごはん後、木刀や木の槍で、素振りや型の基本を教えて、各自に熟してもらっている間に、野菜の採取に行ってこよう。弓や魔法は、ある程度戦闘できるようになったら教えないと自分の身すら守れなくなるからな。



彼女たちが素振りや型の練習を始めたので、野菜採取に行ってくると告げて、私は一人で、家の外に出る。


途中、ゴブリンやオークが襲ってきたが、危なげなく撃退し、戦利品を獲て、野菜が生えていた空き地に付いた。

慣れない女の子がいる状態よりも一人でいるこの時間がすっごく安心する。普通、誰も居ない状態だとめちゃくちゃ孤独だと思うんだが、ほっとする。


暫く、野菜を採取しながら、一人だけの時間を楽しむ・・・・はずだったが、途中で、狼の群れが乱入してきた。

狼と鉢合わせてしまったので、戦闘になり、木刀で一匹ずつ処理する。10頭前後いたが、軽傷で済んでよかった。途中の一匹に腹に体当たりを食らって、息が出来なかったが、すぐに態勢を整えられたので、仕留めきれた。あれが、今日一番やばかったな。他の野菜や、調味料の処に行ったときに、コッコや猪も手に入った。こいつ等は、解体の練習になってもらうか・・・・・




粗方、野菜や、調味料も取り終えたので、家に戻る。しっかり練習していたみたいで、手が上がらないとか、掌に水ぶくれが出来てしまっていた。


「ありゃら、最初からそんなに飛ばさなくてもいいんだけど・・・」


「言われた回数は終わったんですけど・・・・」


「その後、また、素振りとか打ち込みとかしちゃった?」


「毎日続けるのが大事であって、今日、明日で上達しないからね。とりあえず、ポーションを掌に浸して、様子見て。」


魔石研究の間に薬草を磨り潰して、魔力水を加えて煮だしたものを作ってみたんだけど、これがポーションと言われる薬になった。飲んで良し、掛けてよし、浸して良し。優れものの外傷薬・内服薬だが、病気には効能が無いみたいだ。飲んでみたけど、濃い緑茶の味で、渋みが強かった。


4人とも洗面器の中に手を突っ込んで、掌の水ぶくれに浸していた。

「「「「くぅぅぅぅぅぅぅ・・・・」」」」」


掌に染みるのか、全員顔を歪めながら、浸していたが、5分ぐらいで掌の水ぶくれは直っていた。試しに灯の掌を触ってみても、固くもなく女の子の手の感触だった。


ずっと握っていたせいで、灯の顔は真っ赤になっていたが・・・・・








夕食後のイベントは、毎日継続の模様・・・・・

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