閑話 ニファーとミュウ
わたしとミュウがはじめてあったのは、3さいのときでした。
わたしは、おかあさんにきょかをもらって、はじめてひとりであそびにいきました。もくてきちは『蒼穹公園』でした。
そのときのわたしは、ひとりであそびにいくので、きたいとふあんでわたしのちいさなむねがいっぱいでした。
はじめてのひとりでのおそとは、すべてのものがしんせんにみえて、わたしはめをかがやかせていました。みちをはしっていくくるまや、からすさん、ねこさんが、いつもとちがうようにかんじられました。ふだんからおかあさんといっしょにいっているのでいきなれたはずのみちでも、はじめてとおったときのようにしんせんでした。
5ふんでつくはずのみちが、25ふんかけてとうちゃくしたので、かなりゆっくりとあるいていたようです。
こうえんにとうちゃくすると、ひとりのおんなのこがすなばでやまをつくってあそんでいました。
「ね~ぇ、なにしてるの~?」
わたしがうしろからはなしかけると、おんなのこがビクンとしてからゆっくりとこっちをふりむきました。かみのけはきんいろで、めはあおでした。まるで、テレビでみるがいこくじんのひとのようなかんじでしたが、かおはにほんじんのかおでした。ひとことでいうと、『とてもかわいい』です。
「あ、あうぅ」
おんなのこはかおをまっかにして、うつむいてしまいました。はずかしがっています。
「いっしょにあそんでいい?」
はずかしがっていておはなしができそうにないので、いっしょにあそぼうと、きいてみました。すると、
「……ぅん」
ながめのちんもくあと、くびをたてにふってくれました。
「ありがとね! わたしニファー! あなたのおなまえは?」
「……ミュ、ミュウ。ミュウ・スクナー」
◇ ◆ ◇
これが、私とミュウの出会いだった。
どうも、四季冬潤とかいう者です。
今回はニファーとミュウの出会いを描いただけの短編閑話となります。
次回はちゃんと本編に戻ります。
10月13日前後になるんじゃないかと思います。




