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真実の愛に目覚めし拳   作者: m
第2部 もしもあの時

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第十二章 修行場所

更新頻度が悪くなってすみません

一行は周囲を探した。どこかの修行できる場所を求めて。

しばらく経ったのち小林が光っている石を見つけた。

こういうのは危なそうだからと敬遠するヒロミチをよそにコレナガが勝手に触れてしまった。

その時、石が激しく脈動し、眩い赤い光を辺りに放出した。一同が眩しさに目を瞑る中、目を開けると、そこは何もない広い空間だった。


「これは 何だ……?」

小林が呆然と辺りを見渡す。ヒロミチは少し焦ったが、危険がないと知ると少し安心した。

そうして一行がのんびりしているとどこからともなく螺旋階段が部屋の真ん中に出現していた。

「何だ!」と大亀は叫び警戒するがそれ以上の変化は訪れなかった。

一同は迷った。この階段を上っていいのだろうかと。

「意味がわからないなら、登って確かめるまでだ!」

コレナガが階段の第一段に足をかける。驚いたことに、そこには重力による抵抗が全くなかった。一歩踏み出すごとに身体が軽くなり、一行はまるで羽が生えたかのように高高度へと駆け上がっていく。



階段の途中に、広大なプラットフォームが現れた。そこには巨大な門があり、左右には翼を持った「マッチョな天使」の石像が並んでいる。


「ここを通りたくば、汝らの愛の純度を証明せよ」

石像が口を開く。門を抜けるには、一人一人が人生で最も後悔している過ちを告白し、浄化されなければならないという。


「……俺から行こう」

大亀が前に出る。「昔、飼っていたハムスターに『プロテイン』を混ぜたエサをあげすぎて、マッチョにしすぎてしまった。あの時のあの子の戸惑ったような顔が忘れられない……」


「それは……愛ゆえの暴走だな。通れ」

天使の声が響き、大亀は門を通過した。続いて一行は次々と、奇妙で、それでいて切ない過去を告白していく。

ヒロミチは最初は武術に対するやる気がなかったことを語り、小林は昔占いやをしていたが少し自身で振り返ってみても恥ずかしいことをしたと語った。コレナガは昔アンチゲイ団に所属していたことを語った。ソウタは昔カードゲームにハマりすぎて親を困らしたことと回答した。

各々が門を抜け、さらに数千段を駆け上がった先。ついに階段の終着点が見えてきた。

そこには雲の上に浮かぶ「クリスタル宮殿」があり、玉座には一人の男が腰掛けていた。


「よく来たな、愛の戦士たちよ。我が名はアビルだ」

「さあ。始めよう。君たちがここにきた理由は来ている途中に知った。」

「強くなりたいのだろう?」

ヒロミチたちは即座に頷いた。

アビルは満足したように頷き、ではもう少し歩くが闘技場に案内しようと言った。

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