グラウンド散策
「「「おおーーー」」」
2時間目が始まる直前、クラスみんながグラウンドへ集合した。
ここでいうグラウンドとは、どの学校のある極々普通のグラウンドは違い、防音性と頑丈さを兼ね備えた半球状の建物をさしていう。
この建物を野球場と見立てたとき、観客席に当たる部分に入って先輩の戦闘訓練を見学したことはあったが、グラウンドを踏みしめたのはこれが初めてだ。
「改めてグラウンドに入ってみると、すっごい広いんだねー」
「そうね………外とか席から見るより、よっぽど広く感じるわ」
「緊張しますネ、クリーちゃん」
「スフィカは少しも緊張なんてして無さそうだがな………」
背後からクリーの首へ腕を回しながらスフィカが能天気に緊張を語る。
一方のクリーはそんなスフィカへ冷静にツッコミを入れる。
教室にいた時よりも、幾らか緊張が和らいで見えるのはスフィカの抱擁力による賜物だろうか。
幸もまた、スフィカと同じように夕を優しく抱くが、体重を預ける夕はクリーとは対照的になかなか落ち着かない。
「今のうちからそんなに緊張してたら、兵士なんて夢のまた夢だぞー」
「大丈夫、頑張る…………やっと、会える、から」
全く頼りがいのない強がりを見せる夕に幸は苦笑い。
誰からともなく並び始めていたクラスメイトの列に交じるべく、幸は夕を連れて列に加わった。
授業開始の挨拶を終え、整列する私たちの前に立つ宮井先生が口を開く。
「それじゃあ、まずはこのグラウンドの説明から始めましょうか。一通り回りますので、付いてきてください」
先生を先頭に、番号順に並んだ生徒一同が続く。
順番的に2人並ぶことになるクリーと夕の人見知りコンビは、同じ人見知り同士何か通ずるものがあったのか、後ろから見た感じ他の列と比べて微妙に距離が近いように見える。
あと約数センチで手を繋ぎそうな距離だ。
一方、私の隣に歩くスフィカはテンション高く、器用に回転しながらグルグルと辺りを見回すようについてきている。
比較的固められた土の地面を踏みしめ、壁に沿って歩きながら先生の話を聞く。
「以前にお話したこともありましたが、このグラウンドはA〜Pの全16方向に分けられています。私たちがこのグラウンドに入ってくる時に使った入口がちょうどLの方向、今居るのはOの方向になります」
上を見上げれば、ドームの壁にでかでかと「O」の文字が。
対角線を見てみると「G」が、その両隣には「E」「H」と書かれている。
「機体が出てくるハッチはA.E.I.Nの4方向にあります。それから、グラウンドの半分………MからAを通ってFまでの壁下部には大扉があり、そこからも出入りが可能となっています。また、基本的にみなさんが入ることはないと思いますが、このグラウンドの下には倉庫があり、練習機や先生方の専用機、試験に合格した生徒の専用機なんかが格納されています」
その後も先生の話を聞き、元の位置へ帰ってきたのは、2時間目が終わった時。
「1度休憩にしましょうか。次の授業の始まりはまた同じ場所で。但し、体操服に着替えて集まってください」
みなさまこんばんは!イロハです!
あるいはおはようございますこんにちは!
最近、自分の口癖………ではないですね、
えー…………筆癖とでも言うのでしょうか?(笑)
そんなものを意識しながら書くことが増えてきました。
その結果、どうも「若干」と言う言葉を
多用しているな、と感じることが多いです。
こうやって癖を自覚するとどことなく
気恥しくなるものなんだとも感じました(笑)
別段悪い、という訳では無いと思いますが、
繰り返しすぎてもしつこい、くどいと
思われてしまうかもしれないので、
気をつけよう………と反省したしだいであります。
それでは今回はここで終わりにします!
また次回、よろしくお願いします!
※Twitterもあります!
(https://twitter.com/iroha_TETUHANA)
【次回投稿予定日は 3月18日 22時 です】




