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鉄の世界に咲く花は  作者: イロハ
惨劇の予兆
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一週間

『ただいまー!』


勢いよく家のドアが開く音。

それがかき消されるほどの大きな声とともに義妹が無事帰宅。

そのやかましい義妹はドタドタと玄関を駆け足で通り過ぎ、荷物をポイッと床へ投げ捨て一目散にオレの方へ。


「おかえ………ちょ、リュト止まれおうぐっ」


猛進してくるリュトを受け止めようと両腕を広げて待ち構えるも、抑えきれずに後頭部を壁に強打。

強い痛みが走るも、『おにいちゃーん!』と抱きついてくるリュトに両腕がホールドされ、痛む頭をさすることもできない。


『おかえり、リュト。今日は確か体育があったわよね。ちゃんと体操服出しておくのよ』


この惨事を日常といわんばかりに華麗にスルーを決めるクイラ。

出来ることなら少しくらい心配して欲しかった……。


=======================



「グリュック、リュトといっしょにお風呂に行ってきてちょうだい『リュト、お兄ちゃんとお風呂行ってきなさい』」


「わかった」


『はーい』


夕食を終えたオレは特にやることも無いので、ダイニングのキッチンで宿題を進めるリュトを隣でボケーッとただ眺めていた。

年下のリュトがスラスラ解いていく問題が自分には全く理解できないことがどこか悲しく、明日からの勉強をしっかり頑張ろうと思った。


平日は基本、夕食の後にお風呂らしい。

グラフはまだ仕事から帰ってきていない。

クイラに聞いてみると、今日は遅い方らしく、夕食の時間には帰ってきていることもあるそうだ。


オレは着替えを持って急かしてくるリュトに従い、風呂場へと向かった。





風呂から上がったオレ達は昨日同様、ゲームに勤しむ。

そしてオレの実力も昨日同様の有様で、画面端との鬼ごっこを強制されることとなった。


その後しばらく遊んだあと、クイラに止められ今日はおしまい。

歯を磨いてトイレに行ってと寝る前のルーティンを消化。



2階に上がり、布団に入る。

おやすみの挨拶をクイラと交わしたあと、相変わらずリュトがこちらへ転がってきた。

しかし今日は、寝ぼけていた先日とは違い、確実に自分の意思でだ。


オレは適当にリュトを受け入れ、頭の中で今日勉強したことを復習する。

やがてその復習はおぼつかなくなり、次第に夢へとおちた。


=======================



勉強が始まってからおよそ一週間。

今日は7月29日。


朝、目が覚めて枕元に置いてある時計を見る。

おっと、今日は普段より少しばかり寝すぎたか?

なんていう細々とした遊びが、時計の読み方を覚えたことでできるようになった。


些細なことではあるが、自分の成長を実感できてどことなく楽しい気分になる。


隣で寝ているリュトに気を遣い、静かにベッドから降りて1階へと向かった。

こんばんは!イロハです!

あるいはおはようございますこんにちは!


突然ですが、自分は野球が大好きなのです。

運動不足の状態で久方ぶりに野球を

プレイする側で楽しんだところ、

無事全身筋肉痛に襲われました(苦笑)


肩を回すことすらままなりません(笑)

みなさん、運動は定期的に行いましょう。


先日、「鉄花」の構成を大幅に変更しようかと

悩む機会がありました。

結論は出ていませんが、まだ先の話なので

ゆっくり考えようと思います。


それではこの当たりで。

また次回よろしくお願いします!


【次回投稿予定日は 11月17日 です】

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