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鉄の世界に咲く花は  作者: イロハ
二捻生
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118/247

歯切れ

『全く………………なんなんだ?今日のフィリは…………』


更衣室での着替え中。

尚も普段以上の大暴走をみせるフィリに対し、リアがため息をつく。


『ああいうところ()()は尊敬するわ。どんな状況でも普段通りで居られるところ…………』


「だけ」というところに強いアクセントがあったように聞こえたが、マヤも上の服を脱ぎながらリアの発言に乗っかる。


誰よりも早く、いの一番に着替えを済ませたフィリは、クラスメイトの脇腹をくすぐったり、胸を揉んだりとハチャメチャに遊び回っている。

攻撃対象となったクラスメイトは、若干の抵抗を試みるものの、いつもの事とばかりにされるがままの子の方が多い。


『ほんと……………いつにも増して騒がしい気がする』


葉菜もまた、端的ながらフィリへの感想を述べる。

しかし、その発言はどこか歯切れの悪いものだ。

今日のフィリに対し、葉菜はどこか違和感のようなものを嗅ぎ取っていた。


=======================



『並べーお前らー』


鎮座する、複数台のP1の周囲に群がる生徒たちの間を、パイロットスーツを来た先生の鋭い一言が駆け抜ける。

それに皆が従い、両手を腰に添える先生の前に静かに並んだ。


『……………全員揃っているな。時間も惜しいことだし、早いところ説明に入るぞ』


全員が真剣に先生の話に聞き入る。

今授業の内容は、クラスメイト24人を4人組6班を作り、各班に補助員を付けて1人ずつ操縦していく、というもの。

残りの3人は、ドームに併設された、グラウンド内が見渡せる別室へと移動する。


『とりあえず、授業終わりの諸用を速やかに済ませるために、マヤの居る班は私が担当する。それを念頭に置いて、各自班分けを始めろ』


=======================



『さて、マヤが強制的に担当になるって言った時点で察しは無論ついていたが、やっぱりお前らか』


先生が腕を組み、苦々しげな口調でそう零す。

そんな先生から放たれる視線の先にいるのは――――――――


『予め分かっていたなら、今更そんな顔しなくてもいいじゃないですか〜』


『そーだよそーだよ!そんな顔されたら、悲しいんだよ!』


どこかイタズラ気な表情をみせるリアと、全くの無意識ながら煽り要素を含む発言をするフィリ。

本当に心底嫌そうな面持ちの先生に、葉菜はどこか同情を覚えてしまう。

事実、先生側に立ってこの2人を相手取るとなれば、骨が折れることだろう。


『まあいい。他の助っ人の先生方に背負わせるよりはマシだ。それで、最初は誰からだ?』


先生からの問いかけに、該当者を除く3人の視線が一点に集中する。

その該当者が、一歩前へと進み出た。


『最初は、私からです!』


『わかった。それじゃあ他の3人は別室へと移るように。1番手の葉菜は、奥のP1へ行っててくれ』

みなさまこんばんは、イロハです。

あるいはおはようございますこんにちは。


最近、夜更かしができない体質に

なってきているような気がしています。

悪いことでは無いのでしょうが、

今まで夜に趣味なんかを楽しんでいたので、

それに伴って趣味の時間が減っているのは

少々辛いところではあります……………。


それでは、今回はここで終わります。

また次回もお読みいただけたら嬉しいです!


【次回投稿予定日は 6月28日 22時 です】

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