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鉄の世界に咲く花は  作者: イロハ
二捻生
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プレッシャーってご存知?

「今からこいつを動かすんだと思うと………」


「これまでとは違って見えますネ!」


その巨体に似合わず、微塵も音を立てずに佇むエリスムを足元から見上げそう零す。

今日、グラウンドにあるエリスムは全5機。

クラスの人数が25人、機体が5機では6人組で授業を受けることは頭数的に不可能なため、私たちは3人組を2つ作ることになるだろう。


ドームに入る前に充分気は引き締めたはずだが、頭上から鉄の眼で見下ろされると、不甲斐ないながらも萎縮してしまう。


「俯いちゃっても何にもなりませんヨ!凜と先生も来たみたいですし、私たちもみんなのところへ行きましょウ!」


「…………そうだね。よしっ、頑張るか!」


スフィカに励まされ、私は自分自身を奮い立たせる。

キッとエリスムを睨み、踵を返して徐々に並び始めているみんなの列に加わった。


=======================



班分けは、私、幸、夕の3人と他のクラスメイト2人、そして凜、スフィカ、クリーの3人と同じく他のクラスメイト2人となった。


実習待機中の4人はシミュレーション実習室へと移動し、初操縦前の最終確認を行い、実習を終えた生徒がシミュレーション実習室へ次の生徒を呼びに行く間に先生が機体の位置を元に戻すなどの準備をする、という流れだ。


「はあーいざとなると緊張はするもんだな」


「幸、頑張って、ね」


私たちの班は幸からスタート。

いつもより強ばった面持ちの幸に夕が声をかける。


「一発目だから、気合い入れてって!」


「任せろ!いいバトン渡すぜ」


私も夕に続いて幸にエールを送る。

その返答は力強く、余計な心配は要らなさそうだ。


「じゃあ先生呼んでるから、行ってくる」


「「頑張れ!」」


最後には表情も雰囲気も普段のものに戻った幸。

視線を宮井先生の待つエリスムへと向け、スタスタと歩いていった。




一方、凜たちの班のトップバッターは、


「それじゃあ、行ってきまス!」


「ああ、頑張れ。応援してるぞ」


「……………あなた、プレッシャーっていうものを知らないの?」


いざ初操縦を迎える寸前となった今でも尚あっけらかんとしているスフィカ。

クリーが笑顔で応援し、凜がその気軽さに呆れて大きく息をつく。


「操縦することよりも、国代先生とお話することの方がよっぽど緊張するのでス」


こっちの班の担当は国代先生。

ベテランの先生で、階級は少尉。

使用機体は近接型汎用機の【トルメア】だ。


「まあ頑張って来なさいな。私も、応援はしてるわ」


「ありがとうですよー2人とモ!でハ!」


軽快なステップを踏みながら、機体へと向かっていくスフィカ。



ついに、本物の機体を使った本格的な授業が始まる。

みなさまこんばんは、イロハです。

あるいはおはようございますこんにちは。



今回短めです、すいませんっ!


やっとロボットが書けます。

ロボットバトルものの小説のはずなのに!

ほとんど書いてきていない!

何やってんですかねほんとに(苦笑)

そしてロボットがたくさん書けると同時に、

ここからバンバン大事な話が続いていきます。

そちらも合わせてお楽しみください。


それでは今回はここで終わります。

また次回、よろしくお願いします!


※Twitterもあります

https://twitter.com/iroha_TETUHANA


【次回投稿予定日時は 6月7日 22時 です】

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