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鉄の世界に咲く花は  作者: イロハ
二捻生
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111/247

いきり立つ腹部

翌週の月曜日。

寝不足の私は、うっすら開いたピスタチオの様な眼で教室へ到着。


「おはよーみんな……………」


「おはよー紗愛…………って、また一段と眠たそうだな」


「あまり寝られなかったのですカ?」


朝の挨拶をするとすぐに、元気組2人が声をかけてくれる。

私とは真逆で、2人は普段と何ら変わりない様子だ。

私はといえば、昨日眠る前から……………いや、先週テストを返された時からずっと実機授業のことで頭がいっぱいだというのに………………。

この2人の肝の座り様にはホトホト関心する。


「今日は1時間目からいきなり実機だったよな?」


「そうだよ。3時間目までずっと訓練……………うっ、授業のことを考えたらまたお腹が痛くなってきた……………」


「またって………………。朝からお腹痛いのですカ?」


「昨日の夜ご飯の後に痛くて夜中に痛くて目が覚めて朝起きてからも痛くなって」


「何やってんだ。大丈夫か?」


「……………………急いでトイレ行ってくる!」


大丈夫ではなかった私のお腹。

少し前傾姿勢になりながら廊下へ飛び出し、トイレへと駆ける。

残された2人はやれやれと息をつき、スフィカは椅子に座って本を読んでいる凜のもとへ。

幸は教室の隅でちんまりしている夕とクリーのもとへと向かっていった。


=======================



「「「「おはようございます」」」」


教室の前に立つ宮井先生に、凜の号令に従いみんなで朝の挨拶。

いきり立つお腹をなんとか押さえ込みながら、私は先生の話に耳を傾ける。


「今日からみなさんお待ちかねの実機を使った授業になります。初めはサポート付きでの授業ですが、いずれはもちろん1人で乗ることになります。今日は初歩的な動きからやります。それでは、ドームへ向かいましょうか」


そういうと、先生は一足早く教室を後にした。

クラスメイト達はワイワイと席を立ち、着替えを手にドームへと向かう。

私もみんなと共に、クラスメイトの一団に続いた。


=======================



更衣室へと到着したところで、メンバーが1人欠けていることに気がついた。


「…………………あれ、凜は?」


「さっき、先生と、いっしょに、早く出て、行ったよ」


「紗愛がトイレに行っている時に凜と喋ったのですが、「先生に手伝いを頼まれてて―――――――」って言ってたのでス」


なるほど、学級委員としての仕事か。

しかし、夕とクリーはガチガチになってしまっているかもしれない……………………って心配してたんだけど、案外大丈夫、なのかな?

むしろ私だけ慌てふためいてお腹まで下して…………なんだか情けなくなってきた。


「…………………漸くか」


ふいに、小さく呟いたクリーの声が耳に届いた。

そちらを見ると、普段のクリーからは一切感じたことの無い鬼気がひしひしと伝わってきた。


日頃緊張やプレッシャーといったものに弱いクリーが鋭い目付きで授業に臨もうとしている。

そんなクリーを見て、イマイチ快調とはいえなかったお腹の調子も正常になってきた。


気合いを入れ直したところで、ドームの入口へと歩き出した。

みなさまこんばんは、イロハです。

あるいはおはようございますこんにちは。


……………………何も書くことがねぇ!

どうしましょう、後書き欄で困ったのは

かなり久しぶりです(苦笑)

ご時世も落ち着きつつあり、私生活でも

何か変わったことがある訳でもなく…………。


さあっ、まあいいでしょうたまには

こんな回があっても!ねっ!


それではまた次回!

お読みいただきありがとうございました。

感想やブクマなどお待ちしております。


※Twitterもあります

https://twitter.com/iroha_TETUHANA


【次回投稿予定日時は 6月3日 22時 です】

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