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鉄の世界に咲く花は  作者: イロハ
二捻生
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テストも終わり

テスト終わり。

みなが自然な流れで凜の席の周りに集合し、先のテストについての感想を思い思いに語り合う時間。


「幸、私、ちゃんと、できたよ」


「な?だから言ったろ、大丈夫だって」


「スフィカ、私も問題は無さそうだ」


「オ!偉い偉いのですヨークリーちゃン」


夕と幸、クリーとスフィカの「まるで姉妹」コンビ2組が、褒めてほしそうな妹を存分に褒める姉の様な構図を描き出している。

頭を撫でられる夕は両目を閉じ、思っていた以上に素直に褒められている。

同じくいい子いい子されているクリーは頬を朱に染めて俯いてしまっている。


妹ポジの様な子がいない私と凜は、そんな幸せ空間を阻害しないように話をする。


「凜は勉強のかいがあった?」


「ええ、恐らく。満点の自信だってあるわ」


凜にしては珍しく自慢げに胸を張る。

中々己を誇示する事が少ない凜がこういった態度を示すということは、余程の自信があるのだろう。


「え、空欄全部埋められたの?」


「もちろん」


「本当に!? ちょっと待ってて!」


そう言って私は一度自席へと戻り、鞄へ放り込んだテストの問題用紙を引っ張り出して再度凜のもとへ。


「ここ!この問題の答え何!?」


「どーれ…………これはあれよ、司令塔からの指示ランプだから、上から迎撃、待機、撤退じゃないかしら」


「……………言われてみればそうだったような気がしてきた」


テストの時間中ずっと答えが出せず、結局空欄のまま提出してしまった問題の答えを知ることが出来てスッキリ。

だが、それと同時にまた新たなる疑問が1つ。


「こんな問題、プリントに書いてあったっけ?」


「これは載ってないわよ」


さらっとそんなことを言ってのける凜。

全くもってチンプンカンプンな私に凜はため息混じりに肩をすくめる。


「プリントには載っていないけど、確か先週の木曜か金曜に授業でやったわよ。その時にテストに出る、とも先生が言ってたわ」


そう言われ、私は押し黙る。

先生が事前に出題すると公言しているのであれば、それは把握漏れをしてしまった私のミスだ。


「テスト前から自信があったお姉さん組はどうだったのかしら」


イチャイチャを終えたらしい2人組2組計4人へ凜が話を振る。


「私はもちろんバッチリだ。凜と同じで、満点かもなー」


「ハイハイ!私もでス!」


幸とスフィカは凜に同じく満点予備軍らしい。


「なんだかんだで私も問題はないだろう。空欄こそあるが、失点も微々たるものだろう。夕も同じ感じだ」


クリーの発言にコクコクと頷く夕。

テストが返却される時まで、自分も友達も心配は無用そうだ。


「さて、そろそろ休憩時間も終わりね。早いところ、シミュレーション室へ移動しましょう」


辺りを見渡してみれば、人影は既に(まば)らだ。

テストに対してのストレスから開放された私たちは、晴れやかな気持ちを携え、次の授業へと臨んだ。

みなさまこんばんは、イロハです。

あるいはおはようございますこんにちは。


最近、投稿頻度があまり芳しくないのではと

自分で負い目を感じております。

いきなりガンと増やすのは荷が重いですが、

緩やかなペースで投稿頻度を

あげていこうかと考えています。

結果がまとまったら、Twitterないしは

活動報告欄でご報告します!


それでは、また次回お会いしましょう。

感想やブクマなどお待ちしております。


※Twitterもあります

https://twitter.com/iroha_TETUHANA


【次回投稿予定日時は 5月27日 22時 です】

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