第293話 ダンジョン七十一階層に挑む
夕食を食べ終えて自分たちの部屋まで戻ってくる途中で俺たちはダンジョン探索の再開をどうするか相談して明日から再開する事になった。
「それじゃ明日からダンジョン探索を再開するって事で」
「そうね、その為にも早めに寝ちゃいましょ」
「それじゃおやすみ」
「ええおやすみなさい」
そうして俺たちはそれぞれの部屋に戻り、明日に備えて早めに眠りについた。
そして翌日、朝食を食べ終えた俺たちは早速ダンジョンに向かっていた。
昨日までに食料も必要になりそうなポーション一式もその他の物も全部揃えておいたのでこれからまたダンジョンに泊まり込む準備は整っている。
今回もダンジョンの五十階層から七十階層までは自分たちの足で進むので一日掛けてその翌日から本格的に七十一階層の探索する事になる。
そう姫姉たちと共有していると俺たちの乗った馬車がダンジョンの入り口付近に着いた。
御者に扉を開けて貰って俺たちは馬車から降りてダンジョンの入り口まで歩き、ダンジョンの入り口の警備をしている兵士に声を掛けてからダンジョンに入った。
五十一階層の入り口に転移して来た俺たちはもう一度装備に不備が無いか確認して七十一階層の入り口目指して歩き出した。
道中、一応例の隠し部屋に寄り宝箱を開けてみたが今回もマジックバッグ(超)が入っていた。流石に二個目になると嬉しさも半減してしまい俺は溜息を吐いた。そんな俺の姿を見て少女が驚きを隠せない表情で俺を見ながら「マジックバッグが二つ目なんて幸運過ぎます」と呟いていた。
その後は経験値とお金になりそうな物狙いでボス戦だけしたが二回目以降だと何か秘密の力が働くのかボスやその取り巻きのドロップが無くなり宝箱しか出て来なかった。
しかもその宝箱から手に入る物も金のインゴットやミスリルのインゴットにポーションなど初めての時と比べるとかなりショボい物になっていた。
そんな事がありながらも俺たちは何とか七十一階層の入り口まで到達し、七十一階層の入り口に俺は無限収納からセーフハウスを取り出して設置した。
セーフハウスに入った俺たちは結界を起動していることを確認してから装備を外してやっと緊張の糸を解いた。
流石にボス戦を連続してやって疲れていたのもあり、少し休んでから姫姉たちが先にお風呂に入り、その後俺もお風呂に入ってから夕食の準備を始めた。
今日の夕食は明日からの英気を養う為にステーキを焼き、フライシュ料理長のオニオンスープと炊き立てのご飯を食べた。




