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第277話 七十階層までで一度帰る

 オークキングたちとの戦闘を終えた俺たちはドロップアイテムや普段よりも格段にデカい宝箱の中身を回収してから転移陣に乗り、安全な次の階層の入り口で休息をとりつつアイテムの確認をする事にした。

 無限収納(アイテムボックス)から椅子を取り出して腰掛け、今回ドロップしたアイテムを一つずつ取り出して鑑定解析を使っていった。


 まず始めに取り出したのは取り巻きのオークたちから出た魔石でコレは特に気になる点も無かったので数だけ数えて無限収納(アイテムボックス)に仕舞い、宝箱から出た物の確認をする事にした。


 一つ目はオークナイトたちが使っていたのと同じ剣が七本。

 鑑定解析の結果、鋼鉄製の剣でエンチャントは特に施されていなかった。

 因みにサイズはオークナイトに合わせてあるので明らかに人が持つには余るサイズだった。

 コレは俺たちには必要無いので売却一択だろう。


 二つ目はオークメイジが使っていたのと同じ魔石の付いた杖が五本。

 鑑定解析の結果、魔法威力増強と消費魔力軽減に発動速度上昇のエンチャントが付いていた。

 コレは一般的な杖よりかは大きいが人が使えない事は無いサイズだったので売るのが妥当だろう。


 三つ目はオークジェネラルの使っていた剣。

 鑑定解析をかける前の見た感じから何かのエンチャントが掛かっている気配がしていたので期待して調べたらなんとミスリル製で壊れにくくなる頑強のエンチャントが施されていた。

 ただ折角のミスリル製の剣だがコレもオークジェネラルのサイズに合わせてあるので俺たちでは使う事は難しいしコレも売却か姫姉のクリエイトの素材行きかな。


 四つ目はオークキングの王冠。

 コレも鑑定解析を使い調べ、なんと知力上昇と念話のエンチャントが施されていた。

 コレを装備すれば念話を使える様になるらしいがオークキングサイズの王冠は人が被るには大きすぎて良くて首に掛ける事になるのでコレも残念だが売却するしかないだろう。

 一応王冠自体は金で出来ていて宝石の類も大粒の物が沢山付いているのでそれなりに良い値段にはなってくれるだろう。


 そうして今回のドロップアイテムを確認し終えた俺たちは一応次の階層が遺跡型なのを確認してから当初の目的通り帰る事にした。

 ココに来た転移陣に乗ればボスの部屋の前に戻って来れて俺たちはそのまま最短でダンジョンを駆け抜けて行った。

 道中手早く倒し、夜になる前には何とか五十階層まで戻って来て転移クリスタルに触れてダンジョンを脱出した。

 

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