表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星間航路の旅人  作者: 水縹
そして故郷が始まる
48/49

2 ナノ

人工天体トランジット。


そこは分岐点空域に鎮座する人工天体だ。


地球へ続くMELROSEラインと後に第2空域と呼ばれるエリア、そして銀河の先へと伸びる回廊の交差点である。


自己修復機能の付いた特殊な天体で、外殻は防護壁をかねた宇宙港となっている。


無重力の橋を渡り、二つ程のゲートをくぐれば、重力区域の都市。


自由都市ティムル


そこに今度は小柄な女性を伴ったアイが待ち構えていた。


女性がしっかりと、アイの服を掴んで居る。


「やぁやぁ!待ってたよっ!怪しくない証拠にほら、アンリだ」


「貴方、何されたんですか。ルイが怯えてるのは久しぶりに見ますよ」


「想像超えてキラキラしてキレ〜ってコーフンするでしょ」


「フロンティアのイメージを保って下さい、団長に叱られますよ」


「団長は怒らないよ〜。今、我らが設置しているのはキミたちの惑星なんでしョ?フロンティアの技術みしてあげる」


「そういうことらしい。では、私は仕事がありますので、皆をよろしくお願いします」


にこやかにさり気なく逃走した父の姿は、こうやるんだとルイに語っていた。


「ウェヌ」


「はい。皆さまこちらへ」


連れて行かれた先は宇宙港。そこには白に緑のラインの入っ さた宇宙船があった。


「このコ・ガーメで、第3隊の本船に向かいます。隊長も乗って下さい」


「はぁーい」


中は小型船と同じくらいだが座席はなく、操舵席もレーダーも無かった。


丸い光る輪の中にウェヌが立ち両手を広げる。爪がキラキラと光る。


「ウェヌ。見せてあげなよ、フロンティアの最先端」


「えぇ~」


彼女が振り返ると、その目や唇にも光が走っている。


「も〜」


腕を振る。


「発進します」


両手を前にすると船は動き出した。


「私は病気の治療で体内にナノマシンが非常に多かったんですけど、団長の考案した新型船の操舵に見込まれまして」


「ナノマシンによるエアジェスチャーでコ・ガーメを動かせるんだ」


「では、跳びます」


ぱんっ。


ウェヌが手を叩くと目の前に巨大な船と、オトホシがあった。


「上出来」


「ありがとうございます」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ