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転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


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『マザー・プラント』の接続、そしてキラの直感にゃ!

「みゃう……? お兄ちゃん、ニナの周りの空気が、とっても優しくてキラキラした色に変わってますの……!」


 リビングの特等席ふかふかクッションの上で、キラの胸元にぴったりと寄り添っていたりなが、大きなお耳をぴこぴこと震わせて不思議そうにニナを見つめた。

 先ほどまでの戦いの空気とは一変した、穏やかで柔らかな光。りなだけが敏感に感じ取ったその変化に、キラの瞳がスッと冷徹な『解明の魔眼』へと切り替わる。


 キラの視界の中で、ニナの身体を構成するエネルギーの流れが可視化される。

 それは、ニナという存在の全身から、溢れんばかりの生命力が一点、彼女のお腹へと注ぎ込まれている光景だった。


(……間違いない。これは生命が次代へと命を繋ぐための、根源的な循環炉から高純度な力が注がれている証だ。体全体から、自らの生命力と愛情を惜しみなくお腹へと送っている。まさに生命の神秘……。これこそが、母親の愛情という名の力だ)


 キラの演算能力は、人間には到底不可能な速度でニナの体内環境を読み解いていく。

 未熟な個体への負荷を最小限に抑えるため、キラは即座にその周囲の空気の波長を調整し、ニナの心身にかかる負担を極限まで取り除いていく。

(……すなわち、新しい命の宿り始め。少年とニナの間に、新しい命が芽生えているな)


 キラが持つ鋭い直感が、確実な事実としてそれを捉えた。

 まだ本人の自覚すらなく、人間の医者も感知できない超初期段階。だが、魔法と生命の循環を司る精霊猫のキラにとっては、世界の理そのものが告げる明らかな『祝福』であり、守護すべき最優先事項となった。


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