表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/105

『自然の巫女』と『聖域の鉄槌』にゃ!

 戦場はもはや蹂躙の地と化していた。ボス副校長率いる1000匹の猫部隊が、まるで意思を持った「光の津波」となって駆け抜け、騎士団の超人的な肉体が中型魔獣の群れをゴミのように粉砕していく。


 圧倒的な敗北を悟った敵指揮官は、震える手で最後の切り札である「大型魔獣」を解き放った。地響きを立てて現れたのは、通常の魔獣の三倍の巨躯を誇る、殺戮の化身だった。その威圧感に、一瞬だけ戦場の空気が凍りつく。


「み、みゃうぅ……っ! これ以上、お兄ちゃんたちの町を傷つけるのは許さないですの!」

 戦場後方の丘の上、りなが金色の瞳を潤ませながら、小さな前足を力強く地面に叩きつけた。

 ズズズズズッ!!

 りなの【豊穣の魔法】が、戦場という歪んだ土壌に炸裂する。地面から爆発的に突き出した巨大な蔓が、大型魔獣の巨体を文字通り「捕縛」した。抜けない。動けない。魔法の詠唱すら、植物の生命力に吸い取られて遮断される。


「な、なんだこの植物は!? 魔法が……魔法が通じないだと!?」


(仕上げだ)

 キラがゆっくりと一歩前に出る。肉球を空へ向けると、戦場全体を覆うような圧倒的な圧力が空間そのものを歪めた。

 ドガァァァンッ!!!

 触れもせず、ただ大気と重力をハッキングするだけで、大型魔獣の周囲の大地が爆発した。兵士たちには指一本触れず、ただ連れてこられた「暴力の象徴」だけを、猫と騎士団の絆の力で完全に葬り去ったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ