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転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


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ハートフルな誓いと、満開の笑みにゃ!

 今後の展開と大まかな戦略が決まり、張り詰めた大気がフッと緩んだ。

「はい! 難しいお話しはここまで! お勉強を頑張った良い子たちには、特製の猫豆油で揚げたサクサクのハーブドーナツとおやつがあるよ!」


 ニナがニコニコと笑顔を浮かべ、カゴいっぱいのご馳走を広げると、広場は一瞬で幸せな楽園へと戻った。

 ボス副校長はついに我慢できずに猫じゃらしに飛びつき、村長も「はっはっは、副校長、そらそら!」と一緒になって無邪気に遊んでいる。


 レオとニナが仲良く並んで座るその中心で、キラは、すっかり安心しきって「みゃう……」と喉を鳴らす小さなりなを、フワフワな白い体で優しく包み込んでいた。


(攻めてくるなら来るがいい。このポカポカとした陽だまりの幸せを、りなの笑顔を、俺たちの絆を、誰一人として壊させはしない)

 りなはキラの胸元にギュッとすがりつき、これ以上ないほどの、まるで花が咲いたような満開の笑みを浮かべて目を細めた。


 人間と猫、そして自然の力が完全に一つに繋がった『猫の国』。

 新たなる強敵との戦いを前に、彼らの絆は、このハートフルな井戸端会議の温もりの中で、何よりも強固に結ばれるのだった。


(第十一章:ぽかぽか広場の井戸端会議編 ・ 完)


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