表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

62/105

猫耳が紡ぐ恋路と、夕暮れの約束にゃ!

 その日以来、レオとニナの距離は、猫たちを媒介にして急速に縮まっていった。

 訓練の帰りにパン屋に立ち寄るのが、レオの新しい日課になっていた。カウンター越しにクッキーを受け取るレオの手と、それを渡すニナの手が少しだけ触れ合い、二人して慌ててパッと離す。


「レオさん、今度の週末、猫の学校のボランティアに行くんだけど……もし良かったら、一緒に来てくれないかな?」

「はい! 喜んで! ニナさんと一緒なら、どこへでも……あ、いや、なんでもないです!」


 真っ赤になるレオを見て、ニナもまた嬉しそうに俯いてクスッと笑った。


 夕暮れ時、二人が並んで歩く街道の後ろを、キラとりなが影のように付いていく。

 りなが小さな肉球から緑の光の粒子をぽろぽろと零すと、二人の足元に、まるで祝福するように小さな美しい春の花々が次々と咲き誇っていった。


「わぁ、綺麗……りなちゃん、ありがとう」


 ニナはレオの腕にそっと手を添え、レオもまた、その温もりを一生かけて守り抜こうと、心の中で強く誓うのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ