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転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


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35/105

『大豆の錬金術』と至高のアイグレシアにゃ!

キラは回収した大豆をレオの部屋の厨房へと持ち込み、密かに『大豆の錬金術』を開始した。


まずは【空気の密度・温度管理】をフル稼働させる。大豆を水に浸け、大気の圧力を極限まで高めて「超高圧浸水」を行うことで、通常なら一晩かかる給水プロセスをわずか数分で完了させる。

さらに、大気を断熱圧縮して強烈な高温スチームを生み出し、大豆の細胞壁を極限まで柔らかく「蒸し」あげた。


仕上げに、前世のやりくり知識を活かし、蒸した大豆をすり潰してハーブの抽出液と混ぜ合わせ、即席の『高タンパク大豆ペースト(特製味噌・豆腐の原型)』へと昇華させたのだ。

出来上がったその黄金色のペーストからは、ナッツのように香ばしく、どこか濃厚な旨味の匂いが立ち上る。


「み、みゃうぅ……?」


クッションの上からトコトコと歩み寄ってきた小さなりなが、キラの作ったペーストを恐る恐るペロリと舐めた。

その瞬間、りなの金色の瞳がこれ以上ないほど大きく輝いた。


川魚の動物性タンパク質と、大豆の植物性タンパク質。この二つの異なるアミノ酸が組み合わさった『乗算の栄養学』は、りなの未成熟な胃腸に、まるで極上のスープを流し込んだ時のような、爆発的なエネルギーの共鳴を引き起こしたのだ。


りなは「みゃう〜!」と嬉しそうに鳴くと、大満足のアイグレシア(幸せ感)に包まれ、キラの白い体にニッコニコの笑顔で寄り添った。キラもまた、頼りにしてくれる彼女の頭を優しく撫でながら、最高の達成感に浸るのだった。


これこそが、人間たちの限界を突破させ、猫耳ネットワークをさらに強固なものへと導く、キラの新たな『武器』となった。


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