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真の対等と、ニッコニコの笑顔にゃ!
数週間後、再び『猫の国』を訪れた王都の使節団は、極めて謙虚な姿勢で広場に現れた。
「総大将、王都の宰相閣下より、正式な対等取引の書状が届きました」
レオと町長が広場で黄金の書状を広げる。そこには、王都の支配を主張する言葉はなく、この地の独立を認め、正当な取引を行うという約束が記されていた。
(王都の連中も、ようやく大人のやりくりを理解したようだな。これで我が国の安定は守られた)
キラが満足げに喉を鳴らすと、りなは貢ぎ物の山の上で飛び跳ねた。
「お兄ちゃん、悪いおじさんたちが美味しいおやつをいっぱい持ってきてくれましたの!」
ニナは大きくなってきたお腹を撫でながら、太陽のような笑顔でキラを見つめる。
「シロちゃん、本当にありがとう。これでこの子も、安心してこの国で産まれてこられるわ」
温かい団欒の中心で、キラはこれ以上ないほどの「ニッコニコの笑顔」を浮かべる。
王都を退け、真の独立を守り抜いた猫の国。しかし、この平和は、やがてさらなる遠方の新たな運命をも引き寄せていくこととなる――。




