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桜町野球軍  作者: 赤虎
98/349

S君の枕

A「おおっ!これはいい枕だ!最近俺様は安眠できないでいたからな。これで今晩から大丈夫だ!」

   ・

   ・

   ・

S「・・・起きろ」

A「・・・」

S「起きろ!資本ブタ!」

A「・・・ああ・・・何だと!コミー!・・・って、お前、死んだんじゃないのか?」

S「そんな事はどうでもいい・・・お前、桜町を牛耳りたいんだろ?」

A「・・・それが、どうした!」

S「その夢、叶えてやろうじゃないか」

A「はぁ?」

S「桜町を牛耳りたいのなら、もう一度寝ろ」

A「うるせぇ!人の安眠を邪魔しやがって!てめぇに言われなくても寝るぞ!じゃな!」

   ・

   ・

   ・

R「Aの旦那、今月の上納金です・・・」

A「おお、御苦労」

C「旦那様、夕食の支度ができております。冷めないうちにどうぞ」

A「おう、直ぐ行く。R、食い残しはお前に恵んでやる」

R「ありがとうごぜぇやす」

F「今晩のワインはシャトー・ムートン・ロートシルト、ヴィンテージは1982年です」

A「俺様の好みだ、御苦労。この食器も品がいいな!」

B「私が作製しました。お気に召していただき光栄です」

A「ガハハハハ!正にこの世の春だ!」

   ・

   ・

   ・

A「・・・最近、皆俺様と距離を置いている様な・・・まぁいい、言う事聞かなければGに弾圧させればいいだけの事だ」

   ・

   ・

   ・

A「何だと!Rが反乱しただと!あの野郎!・・・G、如何なる手段を使ってでもRの反乱を鎮圧しろ!」

G「了解!」

   ・

   ・

   ・

A「何!Gが寝返っただと!・・・BもCもFもRに合流しただと!・・・野郎ども!全力を挙げて反乱を鎮圧しろ!」

   ・

   ・

   ・

R「お前も断頭台の露と消える。自業自得だ・・・F・・・」

A「ぎゃー!」

   ・

   ・

   ・

A「・・・」

S「どうだった?」

A「・・・」

S「欲望の行きつく果てだ」

A「・・・俺は・・・生まれた時に手にした土地と裏庭だけあればいい・・・他の土地は全部強奪したものだからな・・・それだけでいい・・・」

S「そうか・・・さて、帰るとするか」

A「お前・・・」

S「今の気持ち、忘れるなよ。じゃな」

A「おい、ちょっと待て!行くな!・・・行っちまった・・・S・・・」

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