責任の所在
Pl「ぎゃー!」
Cz「大変だ!Plが車に轢かれたぞ!」
Hu「救急車を呼べ!早く!」
・
・
・
B「・・・」
G「無いのか、判例?」
B「自動運転中の車が起こした事故の判例なんてあるもんか。お前こそ適用できる法令を見つけたのかよ?」
G「・・・直接規定した条項は無い」
B「盲点だったな・・・」
G「・・・そうだな・・・これまでの検討を纏めると、自動運転中であれ無人でなかった以上搭乗者の責任とする、あるいは製造者の責任とする、または未完成の代物を公道で走らせる事を許可した道路管理者の責任とする、だ。しかし、どれも明快じゃない」
B「だからといって奴等を処分しなければ被害者を救済できないぞ」
G「でもな・・・」
B「めんどくせぇ!考えた理由を全部使おうぜ!それを判例にしてしまえばいい!」
G「乱暴だが、やむを得ないかな・・・」
・
・
・
G「・・・という事だ。幸いPlは軽傷で済んだ。したがって、搭乗していたJは罰金1万ドル、製造者であり道路管理者のAは併せて罰金2万ドルだ」
A「何だと!俺様に責任があるってのかよ!Jが制御できなかったからだろ!」
J「ぼくはのっていただけだ!」
G「ああ?文句あるなら裁判所に行け!」
A「裁判でもなんでもしてやらぁ!俺様に責任はない!」
J「ぼくはのっていただけだ!」
B「ほう、じゃ、被害者のPlに謝罪はしないんだな?」
A「責任も無いのに何故謝罪しなきゃならねぇんだよ!」
J「そうだ!そうだ!」
・
・
・
G「奴等、何ら反省していないな・・・」
B「AとJの発言は録音した。裁判の際に証拠として出そう」
G「それがいい。反省がないと量刑が加算されるからな」
B「それと、Plにコピーを渡そう。あの分だと奴等Plに謝罪しないだろうから、Plが提訴した際に証拠として使える様にな」




