未来への階
K「・・・という事で協議を再開したいんだけど」
R「・・・お前、変わったな・・・」
K「本格的にAに愛想が尽きた。今まではこれまでの経緯もあるから渋々付き合ってきたけど、BKを出汁にした奴の金儲けにこれ以上関わりたくない。そもそも、兄弟は同じ屋根の下で暮らすべきだしな」
R「BKも何とかしないとな。あいつ、花火作りすぎてかなり窮乏しているじゃないか」
K「そうなんだよ。同じ屋根の下で暮らすと言っても、俺とあいつじゃ経済的な格差がありすぎる。今の状態で共に暮らしたら、俺の生活水準が半減してしまう。いくら何でもそれは耐えられない」
R「お前、結構露骨だな?」
K「自ら率先して貧乏になりたくないからな。だから、BKには少なくとも俺の半分程度の経済力を付けてもらわなければ困る」
R「それで以前棚上げになった協議の再開ってわけか・・・いいだろう。俺にとっても悪い話じゃない」
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R「・・・なるほど、第1段階として、BKん家を俺とお前、そしてCとの物流と情報の中継拠点にして、併せて地下資源を4者で共同開発するのか・・・そのためには鉄道と道路、船便、通信インフラを充実させないとな。そうすればBKも潤う・・・Aが出張って来たらどうする?そうなればおまけにJも引っ付いてくるぞ」
K「いいじゃないか。奴等の金を使えば開発がより進捗する」
R「お前、BKとの喧嘩の法的決着がまだ済んでないだろ?正直、法的未決着状態でAが参入するのは気が引ける。間違いなくCも嫌がるだろう。ただし、きちんと喧嘩を法的に終わらせて、お前とBKが中立宣言をして、域内のウンコを全て破棄するのであれば話は別だが」
K「そう言うと思ったよ。法的決着への準備は進めている。ウンコは当然、俺ん家にあるAの資材置場は全て撤去してもらうつもりだ。あれは存在するだけで危険だからな。中立宣言もやぶさかじゃない」
R「この二つの話はレベルが異なるけど同時進行させないと意味がない」
K「分かっているよ。BKが最悪のカードを手にした結果生じた好機だ。今を逃したらこれ以上の好機は二度と来ないかもしれないからな」
R「ところで、Bの話を聞いているか?」
K「Bから聞いたよ。極めて合理的だ。成功例も多々ある。でも、BKを世帯主にするのは抵抗あるな・・・俺の方が先に生まれたんだし・・・」
R「まぁ、これはそれこそBKがお前の半分程度の経済力を身に付けた段階での話だけどな。だけど、お前が短期間で経済的な発展を遂げた様に、意外と早くその日が訪れるかもしれないぞ」
K「そうだな・・・覚悟しておくよ」




