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桜町野球軍  作者: 赤虎
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仕切り直し

BJ「なあ、運動会の事さけどさ・・・」

NA「どうしたんだよ、難しい顔して」

BW「運動会がどうしたって?」

BJ「俺達さ、何時も入賞圏外だよな?」

BW「仕方ねぇだろ、所詮金持ちの道楽なんだからよ」

NA「そうそう、俺達は生活の糧を得るために絶えず働き続けなければならないんだ。練習している暇があるかって」

BJ「そんな運動会、意味あるのか?」

NA「意味ないね。付き合いで参加しているだけだ」

BJ「しかも、入賞している連中の多くは他の家に押し入って強盗殺人したり、武器を売って儲けているよな?」

BW「お前、何が言いたいんだ?」

BJ「俺達だけで、運動会しないか?」

NA「はぁ?」

BW「いきなり何言い出すんだ?」

BJ「前回の運動会から考えていたんだけどさ、金持ちや人殺しが常時入賞している運動会なんて意味ない。だから、手弁当で人殺しに関与していない家だけで、つまり俺達だけの運動会をしないか?」

BW「場所はどうするんだ?俺達には満足な施設がないし、新しい施設を造る金なんか誰も持っていないぞ。参加者で分担しても無理だ」

BJ「GRを誘うんだ。GRん家は運動会発祥の地だ。理由を説明すれば理解してくれるだろう。競技種目も、GRの施設でできる範囲でいい」

NA「なるほどな・・・できるかもしれない。しかも、万年圏外の俺達でも頑張れば入賞できるって事か。皆のモチベーションが上がる」

BW「じゃ、次の休みにGRん家に行ってみるか?」

NA「そうだな、ダメ元で談判してみるか」

   ・

   ・

   ・

BJ「・・・と言う事なんだけど・・・」

GR「審判員とか記録係とかのスタッフはどうするんだ?」

NA「俺達で分担する」

GR「これはチームに対する造反と見做されかねない。新記録が出ても公認されないかもしれないぞ」

BJ「それでも構わない。俺達は金儲けや人殺しと無縁な運動会がしたいんだ」

GR「・・・そうか、分かった。君達の考えは僕の祖先が追求した理想と同じだ。協力させてもらうよ」

BJ「ありがとう!感謝するよ!」

   ・

   ・

   ・

B「AUの連中がチームの運動会とは別に新たに運動会を始めるって?」

F「それも、人殺しは出入り禁止だそうだ」

G「俺も参加を認められなかった・・・TRに武器売ったのが審査で引っかかった・・・」

F「お前を参加せないとは、連中本気だな・・・」

G「悔しいのは、手弁当を条件にJの参加が認められた事だ」

B「はぁ?」

F「どうして?」

G「あいつ、今のところ人殺しをしていない。武器も売っていない。だから、条件をクリアできたんだ」

B「まぁ、時間の問題で資格剥奪だろうな」

F「そうだな。Aに脅されて家訓を捨てて、俺達が足を洗った強盗殺人の世界に浸りつつあるからな」

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