風船の誘惑
BK「うんせ、うんせ」
C「何してんだい?」
BK「先週Rから譲ってもらった風船の移動式花火発射機を造っているんだ。Aを欺くためにね」
C「効果あるのかい?A君はそこまでバカじゃないよ?」
BK「これ、すごく良くできていてね、見た目だけじゃなく本物と同じ熱を出す事ができるし、レーダー波も跳ね返すから大抵のセンサを欺けるんだ。実際、RSが展開した風船を本物と間違えて、AやBが大量の花火を撃ち込んで数百輌の装甲車輌を破壊したと豪語したけど、実際に破壊されたのは58輌だけで、大部分は風船を壊しただけだったんだよ」
C「意外と効果あるんだね・・・」
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BK「できた!どうだい、結構様になっているだろ?」
C「近くで見ればおもちゃみたいだけど、ちょっと離れると識別が難しいね・・・ホントだ、実物と同じ様にセンサに反応している・・・」
BK「これでどれが本物か分からなくなるからね」
C「だけどね、君が大量の花火を造ったとA君が誤解しないかい?A君、ただでさえ喧しいのに、これ以上口実を与えるのは得策じゃないと思うけどね」
BK「じゃ、風船の映像を公開しよう。Aは僕の事バカにしているから、全部偽物と判断するかもしれないし」
C「そこまでうまくいくかな・・・まぁ、誤解されない様に情報は積極的に出すべきだけどね・・・」
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A「何だ?この映像は・・・以前、RSに騙されて高価な花火を大量に使っちまったが、BKも風船を使うとなると面倒だな・・・風船も当時より進歩しているだろうから簡単に識別できないだろうし・・・Rの奴め、厄介な物作りやがって・・・」
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R「えっ、俺ん家の装備?・・・酒飲み過ぎて最近金欠でな、本物はちょっとだけ。後は全部風船なんだ。これは内緒だぜ」
C「・・・」




