降誕祭
G「バート・ライヒェンハル産の純度94.982%の岩塩が50.175g・・・よし、公差の範囲内だ!次は人参の角切りだ!一辺5mmで公差は0.25mmだ!」
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F「Gの奴、調理というより工作だな・・・何故Gを料理担当にしたんだ?」
B「お前の料理は最高に美味い。だけど、華麗過ぎて今回の趣旨に合わないからな。その点、Gの料理は美味くて質素だ」
F「じゃ、お前が造ればいいじゃないか。質素さなら誰にも負けないだろ?」
B「何が言いたい?」
F「別に・・・ところで、Aはどうした?」
B「誘ったんだけどな、貧乏人の相手はしたくないだとさ・・・これを見てみろ。どでかい七面鳥のローストにどう考えても食い切れない量の料理とケーキ・・・それをこれ見よがしにネットに投稿しやがって・・・同じ主を尊ぶ者とは思えん」
F「確かに・・・これだから成り上がり者は困る・・・Rはどうした?」
B「奴はBgやGrを誘って俺達と同じ事を計画しているよ」
F「何だ、じゃ、一緒にすればいいじゃないか」
B「俺達の降誕祭は12月25日だけど、彼等の降誕祭は1月7日だ。暦の違いだからどうしようもない。どちらかにまとめようとすると、また諍いが始まる」
F「そうだな・・・よし、これで梱包は終わりだ!」
B「後は料理が仕上がるのを待つだけだな」
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G「完成したぞ!」
F「じゃ、これを真空パックに詰めて・・・トナカイさんの準備はできているのか?」
B「準備完了だ!」
G「よし、配達開始だ。終わったら教会行かないとな」
F「何を祈るんだ?」
G「全ての子供に主の祝福を・・・これに尽きる」
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Ps「神は違えど・・・この世はまだまだ捨てたもんじゃない・・・」




