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桜町野球軍  作者: 赤虎
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おでき、おでき、おでき

B「更に大きくなったな・・・」

Es「それにね、今は静かだけど、家にいると独立させろ、自由をよこせ、って一日中喚いて煩いのよ・・・ねぇ、あなたもおできを沢山作ってはその都度切り取ったでしょ?どうだった?痛かった?特にInの場合とか?」

B「そうだな・・・俺の場合は切除したというより、Inが自分の意志で俺の身体から離れて出て行ったってとこかな・・・だから、大きな喪失感はあったけど、身体的な苦痛はなかった。元はと言えば、俺がInの親父を殺して強引に引っ付けたんだ。元に戻ったと考えればそれで納得できたよ」

Es「元に戻るか・・・」

   ・

   ・

   ・

Ua「こんばんは・・・酷いおできを作ったのね」

Es「お恥ずかしい限りで・・・そういえば、Uaちゃんは最近Rにおできを切り取られたんだよね?痛かった?」

Ua「ちょっと違うな。私の場合はおできを切り取られた、じゃくて、まともな身体の一部をえぐられたのよ」

Es「えぐられた?」

Ua「Rに後ろからハンマーで殴られて、怯んだ隙に鎌でえぐられたのよ!あいつ、実の姉に何て事を!」

B「お前、話盛ってないか?」

Ua「あなたね、以前Fと一緒に私に何したか忘れたの?」

B「・・・」

Ua「黙っていなさい!」

B「・・・はい・・・すみません・・・」

Ua「とにかく、Rに油断しちゃダメ!Sの真似して、おできを切り取る事が自分の使命だと思っているんだから。油断したら何されるか分からないからね!」

B「・・・」

   ・

   ・

   ・

Es「Cの薬はどうなの?」

Ua「あれは劇薬よ。RやCの様な、とにかく図体がでかくてバケモノ並みの体力があって、図太い神経で鈍感な連中には効くかもしれないけど、あなたの様な繊細な人には毒になるだけ。絶対に使っちゃダメ!」

B「Rも同じ事言っていたよな。体質に合わないと副作用が激しく、場合によっては死に至ると・・・」

Ua「黙っていなさいと言ったでしょ!」

B「すみません・・・」

Es「・・・」

Ua「おできってね、大切に扱えば自然になくなる物なの。強引に治そうとせず、家族の様に大切にしていれば、時間はかかるかもしれないけど自然に消えるよ」

Es「・・・そうだね・・・煩いからって、苛め過ぎたかな・・・」

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