聖地
B「・・・よし、まとまった。最終確認だ」
F「・・・」
G「・・・」
F「いいだろう」
G「異存ない」
B「じゃ、今直ぐ俺達の連名でこの抗議文をAに叩き付けるぞ。これ以上奴のデタラメを許すわけにはいかない!ここで沈黙するのは罪であり恥だ!」
F「そうだな。これ以上の恥の上塗りは御免だ」
G「俺は皆の平和を乱さないと誓った。その平和を乱す奴は許さん!」
B「・・・署名を付けて・・・よし、送信完了!」
F「一段落したな・・・ダルモアをくれ」
G「俺はグレンフィディックで」
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R「何時ものをくれ」
C「えっと、僕は・・・R君と同じものを」
B「何だ、お前達が一緒に来るとは珍しいな」
F「何かあったのか?」
R「Aのクソッタレの件に決まってんだろ!俺達は以前、Isが勝手に自称した[母屋]にメンバーの別荘設置を認めないと理事会で決めたよな?その理事会決定を無視して、Aのクソッタレは勝手に[母屋]に別荘を移すと宣言しやがって。Paとその同族達はIsを実力制裁すると息巻いているし、俺とCyが苦労してDaをCyん家から駆逐して地域の安定化に向けて前進した矢先にあのバカは原子炉に核弾頭を撃ち込む様な真似しやがって!」
C「つまりね、A君の別荘移設を阻止するために理事として抗議する事と併せて、緊急理事会を招集しようって事」
G「俺達はさっき連名で抗議文をAに送ったところだ。別途理事4名の連名でも抗議文を作ろうって事か?」
C「そゆ事。趣旨は全く同じになるけど、立場が違うからね。理事としてもけじめをつけないと」
F「そうだな、やるか?」
B「俺も乗った!」
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G「しかし、次から次にくだらない事を思いつくもんだな・・・」
R「前月、Aは盛んに営業していただろ?今回の件はその延長だ」
F「どういう意味だ?」
R「Aは自分の製品を大量に売り付ける契約をIsと締結した。その見返りだ。あの建物が自分の[母屋]であると、Isは特にAの承認を欲しがっていたからな」
B「あいつ、最近金に困っているとは耳にしたが、それにしても節操がない・・・」
C「とにかく、自分の事しか頭にない様だね、A君は。しかもあの建物はIs君だけじゃなく、君達にとっても、Pa君やその同族達にとっても大切な聖地だよ。誰かが勝手に独り占めしていいものじゃない」
B「そのとおりだ。昔、俺達の祖先は主の御意思と称してあの建物を武力で奪い殺戮を繰り返した。今のIsと同じだった。その愚行を繰り返してはならないからな」
F「そうだな・・・聖地は誰か特定の者に帰属する物じゃない、全ての者のために存在するのだから。主もそれを望んでおられるはずだ」




