本末転倒
R「Bの奴、まだ入院しているのか?」
F「そうなんだ。当然、店も閉めているから溜まり場がなくなっちまった。かといって新規開拓するほど暇じゃないし、したところで所詮Bが退院するまでのその場しのぎに過ぎないからな」
G「ところで、最近、太陽光発電が飛躍的に増加しているな。いい事だ」
F「俺は2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する。EVへの移行は再生可能エネルギーへの転換とセットだ。太陽光発電の増加は当然だな」
C「僕ん家には農業ができない不毛な土地がたくさんあるからね。メガソーラーを幾つも造ったよ。土地の有効活用と大気汚染対策の一石二鳥だね」
R「お前ん家の大気汚染は酷過ぎるからな。Kん家やBKん家まで汚染して、KもBKも泣いていたぞ」
C「まぁ、昔の事は・・・」
F「昔じゃないぞ!まだ現在進行形じゃないか!」
G「そんなに責めるな。Cだって対策講じているんだからな。おや?この統計だと、未だにFCVに拘っているガラパゴスJもメガソーラーの増設をしているな」
R「ただ、やり方が問題だぞ、あいつ」
F「確かにJん家のメガソーラーは増えているが、森林を伐採してメガソーラーを造っているんだ。何だかな・・・」
G「何だと!森林を伐採してメガソーラーだと!本末転倒じゃないか!」
R「そうなんだよ。森林は二酸化炭素を吸収する。その森林を伐採したら、メガソーラーを幾ら造ったところで二酸化炭素の吸収量が減るんだから、火力発電所を造っているのと変わらない。生態系を破壊している事も考えれば、被害甚大だぞ」
C「昔からJ君は目先の事しか考えないからね・・・」
F「理念より金儲け優先なんだよ。その点、Aよりもデタラメかもしれない。Aも金の亡者だけど、まだ俺達と共有できる価値観が少なからずある。Jにはそれすらない」
G「ったく、何を考えているんだか・・・それじゃ俺達はEVと再生可能エネルギーで纏まって、愚か者を市場から締め出そうじゃないか!」
F「そうだな。20世紀後半はJに市場を荒らされたけど、これからは俺達の時代だ」




