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拾った黒猫が最強の守護神でした ~布団を奪うくせに国まで救います~  作者: モカ


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12/13

最強守護神の黒猫、コメント欄で学習してはいけないことを学習する

「どこで覚えたんだよ、それ……」


ユキトは本気で聞いた。


『む?』


「*完全覚醒*とか」


『うむ』


「*圧倒的格の違い*とか」


『うむ』


「どこ情報だ」


ふくは当然のように答えた。


『図書館』


「何読んでんだよ」


『王都人気作品ランキング』


「読むな」


『勉強は大事だぞ』


「方向性がおかしいんだよ」


ふくは不満そうに尻尾をぱたんと動かした。


『最近の守護神は演出も必要らしい』


「誰が言った」


『コメント欄』


「コメント欄見るなぁぁぁ!!」


『参考になるぞ』


「絶対ならない!!」


ふくは少し考えた。


そして。


『ちなみに』


「ん?」


『“ここからが本番だ”は古いらしい』


「そこだけ学習したのか」


『なので次からは』


ふくは窓辺へ飛び乗る。


風が吹く。


カーテンが揺れる。


『*まだ序章に過ぎぬ*』


「もっと悪化してる!!」

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