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拾った黒猫が最強の守護神でした ~布団を奪うくせに国まで救います~  作者: モカ


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最強守護神の黒猫、コメント欄で学習してはいけないことを学習する

「どこで覚えたんだよ、それ……」

ユキトは本気で聞いた。

『む?』

「*完全覚醒*とか」

『うむ』

「*圧倒的格の違い*とか」

『うむ』

「どこ情報だ」

ふくは当然のように答えた。


『図書館』

「何読んでんだよ」

『王都人気作品ランキング』

「読むな」

『勉強は大事だぞ』

「方向性がおかしいんだよ」

ふくは不満そうに尻尾をぱたんと動かした。

『最近の守護神は演出も必要らしい』

「誰が言った」

『コメント欄』

「コメント欄見るなぁぁぁ!!」

『参考になるぞ』

「絶対ならない!!」

ふくは少し考えた。


そして。

『ちなみに』

「ん?」

『“ここからが本番だ”は古いらしい』

「そこだけ学習したのか」

『なので次からは』

ふくは窓辺へ飛び乗る。


風が吹く。

カーテンが揺れる。

『*まだ序章に過ぎぬ*』

「もっと悪化してる!!」

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