『予想させる書き方』とはどういうものか?を考えました。
以前、『予想させておいて、予想を上回る意外な展開』をやると面白いだろうと考え、『予想させる書き方』の仮説を立てたいと思いました。
まず、予想させるためには、その材料を示さないと予想できないので、これはいつもの『伏線』や『ヒント』のことです。
真っ先に思いつく、予想してもらうために便利な道具は、既存のパターン、つまりテンプレをなぞることです。
例えば、恋のライバルを登場させれば、『三角関係で取り合うのかな?』『恋と友情で悩むのかな?』『嫉妬してる自分に気付いて好きだと意識するやつかな?』などの流れが、すでに読者の頭の中にあるので、予想させることができます。
『推理もの』なら例えば『密室殺人』なら、『犯行前から犯人は中にいてあとから合流したように見えただけ』『密室に見せかけただけ』『外からヒモなどトリックで鍵を閉めて密室にした』などパターンはすでにできてると思うので、そのパターンにはまらないものを考え出せばいいということです。
ただ、設定がゆるゆるだと、どんな結果も起こりうることになり、予想する楽しさは激減すると思います。
例えば、『どんな魔法でも使えるようになる魔法』がある世界なら、
「別にどうにでもなるからどうにでもなるよなぁ~~。勝手に危機に陥ったり世界を破壊しつくしてください。」
という気分になり、私は読む気になりません。
となると、ゲームのように『何ができて何ができないか』のルールがきっちりと決められてる場合しか面白いと思えません。
それはそれで、ルールが多すぎたり、あとから増えていったり、場合分けが多すぎたり、例えば法律や契約書のように、細かい違いをいちいち頭に入れなければならないとなると、
「もうっ!どうでもええわっ!!」
とイラつきます。
だからその辺をうまく流れの中にとりいれ、読んでて自然と理解でき、説得してくれる作品がいい作品だろうと思います。
テンプレが流行るのは読者が展開を予想しやすく、それを裏切る展開をひとつふたつ思いつけば、そこだけを変え、ほかは既存の作品のままでもいい!ので『量産可能!』だからだと思います。
「ここをちょっと変えれば新しい作品になる!」
と飛びついて、うまくいくなら、それはそれでいいんですが・・・・・・。
そんな簡単なものじゃないと思ってますし、やっぱり『ひとつふたついじっただけ』の作品はウケてないと思います。
では、テンプレではなく『予想させる展開』を作るにはどうすればいいのでしょう?
・リアルにする
・リアルから推測可能な方向にずらす
根っこには『リアル』が必要だと思います。
『リアル』というか『あるある』というか、実体験に基づく行動なり感情なり出来事なりがあって、そこから連なる何かを書けばいいんだろうと思うんですが。
共通体験(例えば学校生活のような)でなくても、想像であっても、リアルに書ければいいと思います。
その方法ですよね?
これを書けばリアルになる!という方法はまだ発見できてません。
そして、『何を面白いと思うか』の基準が、本当に人によってバラバラなので、共通の、絶対的な面白さなんて存在しない!ということを、ひしひしと感じています。
好きな作家であっても面白くないものもたくさんありますし。
好きな作品自体が少ないので、その狭い『面白さ』を追求しても不毛な気もします。
『面白さとはこれだ!』
とひとつでも、確信が持てる法則を見つけたいです。
必須なのは『解像度』と『熱量』だと思いますが、抽象的です。
具体的に何なのか?を知りたいです。
『解像度』と『熱量』によって生まれるものとは?
『文字数?』ではないと思います。
『知識の深さ?』でもないと思います。
『知識の深さからくる新発見?新説?』これは新しいアイデアが加わってるので、面白いと思います。
でも納得できない新発見は別に面白くないと思います。
・・・・・・死ぬまでには見つけたいです。




