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ローザベルの心の叫び  作者: puku


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7/10

改革

さぁ、早速やりましょう!まずは王宮内の問題の洗い出しね!


うーん、潜入捜査とかしたら確実に問題点が分かるだろうけど、取り急ぎは今何が止まっているかを確認するところからね。

あっ!そうだわ!前働いていた時に関わりのあった信頼できる職員に話を聞こう!

こういうのって、役職持ちよりも普通の職員の方が優秀で信頼できるのよね…

役職持ちは権力に物を言わせる人が多くて、実質その下の人達が支えているから…


じゃあ早速聞き込みに行こう!

こういうのは食堂とかがなんだかんだ話しやすいのよね。

でも流石にバレるわよね…

あまり目立ちすぎるのは今はまだ早いのよね…


そうだなぁ…

申し訳ないけどここはリーナに聞き込みを任せようかしら。

今は私の侍女だけど前まではまぁ裏稼業をやってたみたいだし、今回ばかりは頼ろうかな?


「リーナ、あなたに聞き込みと情報収集をお願いしたいのですが…」


「かしこまりました。久しぶりに腕がなります!このリーナにお任せください」


あら、予想に反していきいきしてるわ。



---

3日後。


「ローザベルお嬢様。報告に参りました。」


「ありがとう、リーナ。早速報告頼むわ。」


「はい。まずは取り急ぎ解決しないといけない問題から。各部署の中でも特に業務が滞っているのが、陛下と王子の執務です。以前よりローザベルお嬢様が選別したり、補足資料を作っていたりして負担が軽くなっていた分が一気に重みになっている様子でした。」


あっ、そう言えばそんな事もしてたな。だってあの王子1日に何度もサインとかしてたら必ず何枚かミスりますもの。スペルミスやインクこぼし、紙破りとか…

よくもそんなに…とある意味関心してましたわ。


その度に、ローザベル、この書類作り直してくれ。だよ。

おい!その一言かよ!謝罪は!謝罪はどうした王子!!って感じで。


しかもミスする書類、大型案件が多い…多くの部署が関わってるから念のための確認で、作り直して部署を回って、文句言われて…

あぁー思い出しただけでもイライラするわ。

だから、できる限りサインする書類を抑えてたんだった。


今それをしてないってことは、沢山の書類にサインや判断をしないとで追いつけない&ミスしてその修正で人が回ってないってところかしら。


私が第三管理室にいた時は有無を言わさず、殿下の側近から仕事を割り振られていたっけ。しかも地味にめんどくさいやつ。


「上の判断待ちが多くなっているということね。そこに関しては、補足資料等を作るよう手配しましょうか。そうね、私が元居た第三管理室がいいかも。」


元々の業務内容は、たしか書類整理と保管ね。私がいた時は色々やらされすぎて...

それに元々の業務でも各部署ごとで紙の大きさや書式がちがうものが多くてまとめるのが地味に大変だったのよね。


おそらく、各部署ごとじゃなくて、王宮内の書式を全て統一させたらミスも減ってかなり楽になるんじゃないかしら。


紙の大きさではなく、色とかで各部署の識別をすればいい感じね。


あとは、ハンコだけでいい書類も分けて作ったらいいかも。

今まで全てハンコと手書きサインだったから。

殿下とかがミスするのよね…そしてそのたびに作り直し。


あぁー思い出しただけでも、怒りの感情が!


ふー、一旦深呼吸。


まぁ、書類の記入ミスについても修正方法とかを統一させておけばかなりの時間を節約できるはずだわ。


「これから各部署の書式の統一化と、ハンコのみでもいい書類の設定、修正方法の作成を行うことにするわ。リーナには今使われている各部署の書類と陛下や殿下のところに行っている書類の種類を調べてきてほしいの。」


「畏まりました。」


リーナは一礼して、部屋を出ていく。


さぁ、私はリーナの調査結果を待ちつつ、ルールの骨組みからとりあえず作っていこうかしら。


アリアンヌ様の方は大丈夫かしらね...


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