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6-6 運動不足と、同業の評価と


部屋に戻る。


部屋着に着替えて、

部屋のリビングに集合する。


「なあ、王女のあの言葉」


剣士がロリ猫に言う。


「ウチの魅力が半端ないことがわかったにゃ」


「そっちじゃなくて、

 オレたちに会ったことあるって話だ」


「あー、そっちにゃ」


「バルキリーとは言ってたが……」


「まあ、

 お前たち二人のことじゃろう」


「王印の件の護衛の時は

 完全に別行動でしたぁ」


「うん……

 周りは……

 冒険者だけ……」


「だよなぁ」


「ウチは、

 確かに会ったことあるかも知れんにゃ」


「やっぱお前だろ。

 オレは全く接点無かったし」


「ただ、

 ああまで言われるほどの出来事も

 記憶に無いんにゃ」


「っと言うか、

 会った記憶もあやふやにゃ」


「会ったの忘れてるとか最低だな」


「勘弁にゃ」


ペロッと舌を出す。


「まあ、

 何にせよ悪い印象じゃなくて

 良かったじゃない」


娘がフォローする。


「やっぱりウチの魅力の線が濃厚にゃ」


(違うと思う)


――


次の日の朝。


いつも通り目が覚めたので、

薬草採取に行く。


さっさと終わらせて、

行きの馬車で帰ってくる。


宿では、

みんなは部屋に朝食を運んでもらって

食べているところだった。


「タイチおかえりー」


「お帰りなさいタイチさん」


娘と聖女がタイチを出迎える。


そして、

ぐでーっとなったまま

机に突っ伏してるその他。


なんというか覇気のかけらもない


(これは街歩いてても気づかれないわ)


「誰かウチの口まで

 ご飯を運んでにゃ」


「だらしない、

 それくらい自分でしなさい」


「なんか、

 お母さんみたいにゃ」


ロリ猫が娘にそう言うと、


すぐに皆も、


「お母さん」


「お母さん」


「お母さん」


「誰がお母さんよ!」


(……おかみさん)


――


朝食後。


剣士がお腹の辺りを触りながら、


「ヤバい、

 デブったかもしれん」


見た感じ、

しっかり引き締まった腹筋にしか見えないが、


「どれどれにゃ」


ロリ猫が触る。


「確かにちょっと

 下っ腹が出てるかにゃ」


「だろ」


するとロリ猫が椅子に立ち、


「偉大なるケセモッサの戦士たるものが

 そんな身体でどうするにゃ!!」


剣士を指差す。


凛とした目で剣士を見据える。


しかし、


そんなロリ猫の毅然とした態度とは裏腹に、


そのお腹は、

だらしなくぷにぷにしている。


皆がヒソヒソと、


「これは渾身のボケなのよね?」


「いやぁ、

 どうなんじゃろうか」


「天然さんじゃないですかぁ?」


「……自分が……

 見えてない……」


(自分が見えてないに一票)


「まあ、確かに最近、

 食っちゃ寝の毎日だったからな」


「ずっと聴取じゃったしな」


「そんなの動けばすぐ解消にゃ」


「そうか、そうだな」


「そう、

 王都には支部があるにゃ」


「じゃ、

 道場に行くか!」


そうして、

支部?道場?に行くことになった。


――


魔法使いと聖女と娘は、

街に買い物に行くと言い、

宿を出たところで別れた。


ロリ猫と剣士とエルフで、

王都の街を歩く。


昼前の賑やかな通りは、

露店の呼び込みや、

行商人の声が飛び交っていた。


そんな中、

前を歩いていた冒険者達の会話が聞こえてくる。


「こないだの御前審問、

 さすがに濡れ衣だったみたいだな」


「ああ、

 バルキリーに限って

 そんな悪事を……とは思ったけどな」


「でも……」


「……正直やってそうってのも

 思っちゃったんだよな」


「わかるわかる」


「個人個人では

 一番上のランクに届こうかって

 実力なのに」


「パーティーとしては

 下から二番目ぐらいのランクなんだよな」


「なんでだろうなぁ」


「極端にが強いって

 わけでもないし」


「連携が取れないわけでもない」


「クエストの達成率も高い」


「なんせ、めっぽう強い」


「それに美人揃いと来てる」


「ただ……」


「第三者被害が……なあ?」


「ああ……」


「今までの被害総額は

 街が一つ傾くレベルらしい」


「俺は国が一つって聞いた」


「俺が聞いたのは、

 大森林を焼け野原にしたって話だな」


「それ、俺も聞いた」


「白虎朱雀大戦に次ぐ

 二番目の規模だとか」


気になって、

ロリ猫と剣士の方を見ると、


目を合わせようとしなかった。


(否定をするつもりはないんだ)

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