第4話 ステータスと特典確認
「ステータス、オン!」
そう叫ぶと空間に青白い画面が表示され、俺は表示された画面の項目を見る。
〇名前 グレイ・キッド
〇レベル Lv.1
〇種族 人間種・人間
〇年齢 5歳
〇転生特典 現代兵器錬成・肉体能力強化・アイテムボックス
〇肉体能力 筋力1/頑丈力1/器用さ1/瞬発力1/俊敏性1
〇ボックス内容量 0
俺は表示されたステータス画面を一通り見て考える。
フムフム……名前はいまの名前で、レベルや肉体能力は1、ボックス内容量は元々何も入れてないからゼロだ。
ステータス画面を一通り見て、俺は立ち上がって準備運動する。
ステータスを表示した上に一通り確認したし、次は転生特典がどういうのか実際に試しておこう。
こう言うのは一通り試す方が良いし、どう使っていくか感覚を掴めるからな。
そう思いながら準備運動を終え、初めに肉体能力強化を使ってみよう。
確か、チート能力を選んだ時に書類に書かれた発動方法……。
俺は発動方法を思い出すと、再び空間に手をかざして叫ぶ
「転生特典『肉体能力強化』!」
そう叫ぶと空間に画面が表示され出し、それを見た俺はこぶしを握って喜ぶ。
よしっ! 正しいか不安だったが、無事成功してよかった!
そう思いながら表示された画面を確認する。
〇筋力……手で持てるアイテム容量、素手による攻撃力
〇頑丈力……攻撃に耐える堅牢
〇器用さ……アイテムを作る器用さ、武器のメンテナンス
〇瞬発力……反応速度、回避精度
〇俊敏性……移動速度
どうやら五個の項目の内二つを選択して強化するようで、試しに瞬発力と敏捷性を選択してみるか。
そう思いながら走る構えを取り、強く地面を蹴って走る。
すると強い風圧が体を感じさせ、速く走っているのを言葉通り体感している。
あまりの速さに見とれていたが、少し離れた所から木があった。
山だから木はあるが、今走っている進路が木に向かっていた。
俺はそれを見て慌てて叫ぶ。
「転生特典『肉体能力強化』!」
そう叫ぶと画面が表示され、俺は慌てて俊敏性を解除し、逆に筋力を選択して地面に強く踏み込む。
すると体にとてつもない圧がかかり、地面が削れてしまった。
クッ、このままだと木にぶつかる!
そう思いながらぶつかる衝撃に身構えるが、選択を変えたおかげでギリギリ木とぶつからずに済んだ。
俺はそれを見て一気に力が抜いて腰を下ろす。
よ、よかった~! ギリギリ変えたからぶつからずに済んでよかったぁ……。
そう思いながら立ち上がろうとするが、腰が抜いて立ち上がれない。
あっ、たぶん安心したときに腰を抜かしてしまったんだろうなぁ……。
そう思いながら苦笑いを浮かべ、体を横にしてのんびりする。
はぁ、これはしばらく横にしているか。
そう思いながらしばらく横になる。
だけどこのままだと暇だし、別の転生特典を確認してみるか。
そう思いながら空間に手をかざして叫ぶ。
「転生特典『現代兵器錬成』!」
そう叫ぶと画面が表示され、俺は心中『あれ? これって某四角建築ゲー?』と思ってしまう。
三×三のマスでできた設置画面と近くに本のマークがあった。
スゲー、ベロボーグ絶対某四角建築ゲーを真似しただろ?
俺は呆れながら見つつ本のマークをタップする。
すると分厚い本が空間から現れ、俺はそれをつかんで開く。
これが『現代兵器之書物』か……ベロボーグが出して時に見たが、やっぱり分厚いなぁ。
いったい何ページくらいあるんだろ? そう思いながら中身を開いてみる。
中身はざっと現代兵器作成に必要な素材と入手方法、そして弾薬や燃料の作成方法が書かれていた。
それに種類ごとに纏められており、まるで攻略本を読んでいるみたいに感じる。
とりあえず今必要なのはこの世界に対する情報、および兵器作成に必要な素材集めをした方が良いな。
そう思いながら本を閉じ、ゆっくりと立ち上がる。
ようやく腰を抜かすのが治って立ち上がれたな。
そう思いながらさっきいた場所まで戻り、最後の転生特典である『アイテムボックス』を確認してみるか。
そう思いながら空間に手をかざして叫ぶ。
「転生特典『アイテムボックス』!」
そう叫ぶと画面が表示され、三×五マスでできているが、アイテムを入れてないから空っぽだ。
とりあえず近くにある小石で試してみるか。
そう思いながら近くにあった小石を拾い、画面にかざしてみる。
すると光りの粒子に代わり、画面に吸収される。
おぉ、アイテムをかざすと光りの粒子になって収集されるんだな。
そう思いながら小石のアイコンをタップすると、画面から光りの粒子が放たれて小石に戻る。
取り出すときはアイコンをタップすればいいんだな。
そう思いながら画面を閉じ、ウーラス山から下山する。
しばらく歩いて下山し、エアー村について入る。
すると村に神官らしき大人たちが入ってきて、俺はそれを見て首をかしげる。
いきなりなんだ? なんか神官らしき大人たちが入ってきたが、何が始まるというのだろうか?
そう思いながら疑問を感じていると近くに少し老けた男が通り、俺は少し老けた男に質問する。
「あの~さっき神官らしき大人たちが来ましたが、何があったんですか?」
「あぁ、坊主は初めて見るんだったな。この村に来たのは明日行う『開示の儀』を行うために来たんだ」
俺の質問に少し老けた男は答えるが、俺はそれを聞いて首をかしげる。
開示の儀? 開示請求なら知っているが、もしかして自分の能力や適性を見えるようにするのか?
そう思いながら詳しく聞こうとするが、少し老けた男は村人に呼ばれてここから去る。
う~ん、開示の儀とやらよく分からないが、明日になれば何かわかるかもしれないから、そのままにしておくか。
そう思いながら家に帰る。
その後は夕食と風呂を済ませ、自室のベッドで眠る
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