転校生
本編に入ります
ドアを叩く
「はいりたまえ」
「はい」
中に入ると
見渡す限り、壁一面に本
書庫を思わせる部屋の中央にはPCが置いてある机
そこに座る白髪の人を引きつける洗練された雰囲気を持つ男
「よく来たね。私はこの学園の長をしている、神代 琥龍と言います。」
「はじめまして学園長。皇 貴博です。」
笑顔で返答する。
「いやー、転校生が来ることは知っていいたんだが、資料を見ていなくてねー」
「はぁ」
「しかも魔力やらのデータがないのに、魔法を専攻したいとは。」
「えぇ、いろいろありまして、魔法を習いたいんです。」
少し学園長は悩んだ様子で
「まぁ、魔力はだれにもあるし、様々な魔法があります。すべての人が可能性の塊です。」
そして、微笑みながら
「いいでしょう。魔法を専攻していいです。基本的に専攻科目は自由ですしね。」
「ありがとうございます」
「しかし君にはデータがないので、そこはきちんと計測してもらいます。」
「はい」
学園長が手を叩くとドアが開き
「失礼します」
ファイルを持ったスーツ姿の女性が入ってきた。
清楚。その一言で言い表せるぐらいの美人だった。
「貴博君。彼女が君の計測を担当する、大神 美智君」
「よろしくお願いします。皇 貴博です。」
「よろしく、大神 美智です」
手を出される。
俺は、驚いた。
握手なんて求められるとは、思わなかった。
握り返す。
「あれ?」
「?」
どうしたのかわからない
学園長はニヤニヤしてこちらを見ている。
いい笑顔だ。とても嫌ないい笑顔。
「へー、心が読めないのか」
学園長はつぶやいた。
「?」
固まる。
意味がわからない。
「すまない。こちらの話だ」
学園長が答える。
慌てて手を離す。
「心を読もうとしたんですか?」
俺は、質問する。
「本当にごめんなさい。」
罪悪感があるのだろう、彼女はうつ向いて謝る。
「すまないね。でも、なぜ心が読めなかったのだろうね。」
不審な顔でこちらを見ている女。納得した顔をした男。
あぁ、この狸が。
紳士のような顔して何すんだよ。
「わからないですよ。そんなこと。」
笑顔で返す。
わからないことだから仕方がない。
「貴博君。一つだけ。素で話そうか?そんな仮面なんて外して。」
あぁ、バレテルヨ。
バレテル。バレテル。
「わかった。学園長殿」
いい笑顔で返してやる。
「うん。いいねー。若いころの僕に似ているよ。」
学園長の人称が変わる。
「学園長殿も人が悪いなぁ。魔法を学んでない人相手に、心を読もうとするなんて。」
「いやね。最近不審物やら不審者が多くてね。その対策なんだよ。
一昨日なんて、盗聴器なんかが仕掛けられてたし。でも、心が読めないとは思わなかった。
どうして、読めなかったんだろうね。」
そんなことわからない。
「そうなんですか。怖いなぁ。学園長の敵多そうだし、やるなら個人を狙ってほしいですね。」
皮肉たっぷり。
「僕に敵なんていないよ。なんせ紳士だしね。」
ヤバい楽しい
学園長との会話いいわ。
「紳士ですか?俺からすると狸ですよ。学園長殿。」
「ひどいなぁ。狸って。僕の素を知っている人って、貴博君入れて7人だよ。」
「本当ですか?光栄だなー7人の中に入れるなんて。貴博君止めましょう。
貴博でいいですよ。学園長殿」
〝貴博君〝が皮肉にしか聞こえない。
応戦して、〝学園長殿〝を強調する。
「僕、君が好きだよ貴博。性的な意味じゃなくて人としてね。僕のことも琥龍でいいよ。」
笑顔だ。
楽しそうな笑顔。
さっきまでの嫌な笑顔とは違う。
笑顔。
「ありがとう。さてと、交流を深めたから測定いくわ。」
完全な素。
楽しい同類との会話を区切り、測定に行こうとする。
「あぁ、いってきなよ。結果はここでするから。」
「りょーかい」
学園長室から出る。
美智が慌てて出てくる。
「ごめんなさい。」
彼女からの第一声。
心からの謝罪。
「いいですよ。どうせ発案者は琥龍でしょうから。」
「えぇ、でも本当にごめんなさい。」
どうしてか、ここまで謝られるとこちらが悪者のような感じになる。
「大丈夫です。でも、本当に心がよめなかったんですか?」
「はい。一応、私は精神操作などのメンタルな魔法は得意なのですが、見ることができませんでした。」
「そうなんですか。」
初の本編
人の動きの描写が難しい
雰囲気がわかりづらい
改善点が多いです。
だんだん、良くしていきます。




