第40話 新時代の特級達へ
前回のあらすじ
遂に、激突するれんVSロッド・ホルダー!!!
神の力を使い、圧倒するロッド・ホルダー
だが、その打開策を見つけ、神無しで殺そうとするがー!?
振り出しに戻ったれん。勝つことはできるのかー!?
今宵、''特級が決まる"
このノートをみていると言うことは、上手くいかなかったということか
やはり、こんな力、俺じゃ使えなかった
上手く、記憶を消したつもりだったんだが、やはり血には抗えなかった
このノートをみている奴は、きっと……
お前も、見たんだな
俺も同じだ。"そうやって"、見てきた
お前は、どうする。
俺は、間違えたほうを選んだ
"新時代の特級達へ"
自分を大切にして、よく考えろ
自分の大切な人を、殺してまで、
"闘うのかを"
「さぁ、くるんじゃ。れん」
完全に元通りに回復していたロッド・ホルダーは、余裕な表情を見せながら言った
「くっ………!!!!」
れんはもう一度足に力を込め、地面に亀裂をいれた
ドンッッッッッという音と共に、れんは一瞬で間合いを詰めた
「うぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
れんは拳に性欲を廻し、ロッド・ホルダーの胸へと当てた
縛りを入れないと、ロッド・ホルダーに傷一つもつけられないせいで、れんはどんどん縛りを追加していった
ロッド・ホルダーは避ける様子もなく、うめき声を出し、後退りしただけだった
それと同時に、れんはまた吐血をした
「このままじゃ……血が足りねぇ……」
れんは、ふらふらと歩きながら、たまに転げていた
「・・・使うんじゃ………使わないと……ワシには勝てない」
「なんでそんなに………神を使って、ほしいんだ……」
れんは疲れたように、息を切らしながら言った
「見たいからじゃ。孫の神様が。一体、誰なのかを」
「そう………じゃあ、もっと珍しいものをー」
「見せるよ」
ズブンッッッッッッッッッ!!!!!!!!!
急に、れんの身体の周りには下から黒い靄が現れた
その黒い靄は、れんの身体にズルズルと入って行きながら、れんを苦しめさせた
「力を…………貸せ…………………」
「桐生!!!!!!!!!!!!!」
ドクンッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
「桐生の……勢力絶倫…かのぉ」
「・・・どうやら、関係性の近いやつの技を一度でも食らえば、それを使えるらしくてな。」
そう言うとれんは、自分の胸に手を当てた
すると、緑色の光がれんの身体を纏った
「・・・なるほど」
「神の力まで模倣出来るとはのぉ。やはり、桐生は化け物じゃな」
「さて。じいちゃんー」
「第2ラウンドだ」
そう言うとれんは、性癖展開を開こうとした
その時だったー
「性癖展開ー」
パチンッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
「!?」
れんの身体には、電流が走り込んだ
「れん。忘れたのかぁ?ワシには、"性癖展開は効かない"」
「な……なんで………」
「いや…………そうか………」
(性癖展開→食らった→性癖展開の上書きできる
つまり、性癖展開は"ダメージを食らわないと、上書きが出来ない")
「じいちゃんの性癖展開は、俺を対象にしているのではなくー」
「"自分"を対象にしている………」
「気づいたか」
「ターゲットは俺じゃない。つまり、"ダメージを食らえない"………性癖展開を一度開かれたら二度とー」
「"使えない"」
「ワシと、性癖展開で決着をつけようと思ったらー」
「大間違いじゃ」
今まで、攻めて来なかったロッド・ホルダーは、次はれんの懐へと入るために、地面を思いっきり蹴った
「くっー!!!!!!!!!」
ドンッッッッッ!!!!!!!!
れんの腹には、ロッド・ホルダーの拳が当たったー
ピカンッッッッッッッッッ!!!!!!!
「イクッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
それと同時に、白い光がドームの中を包んだ
れんの腹は、赤くなっており、またもや吐血をしていた
「じい……ちゃん……!!!!!」
れんも力を振り絞り、性欲を全身に廻した
「精子発射!!!!!!!!!!」
れんの性器から発射された精液は、すぐ近くにいるロッド・ホルダーの服についた
「そのままー」
ロッド・ホルダーは、精液がかかったことなど気にしない様子で、れんの所へとダッシュをし、思いっきり前から顔を殴った
ドンッッッッッ!!!!!!!!!!
殴り飛ばされたれんは、後退りをした
鼻からは鼻血が大量に出ていた
「言わせないぞ」
「はぁはぁ………………」
れんは深呼吸をし、後ろを向いて、地面を思いっきり蹴った
「逃さないぞ!!!!!!!」
れんは追いかけてくるロッド・ホルダーを見ずに、走りながら言った
「その…………ままッッッッッ!!!!!!!!!」
「くっっっっっっっーーー!!!!!!」
そして、れんは叫んだ
「自害しろッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
ピタッッッッッッッッッ
後ろから、うるさい足音が聴こえていたのに、れんがいい終わると、ピタッと止んでいた
「れ………………んんんんんんん…!!!!!!」
ロッド・ホルダーは、自分のナイフをポケットから出し、自分の首に当てていた
そのナイフには、指が少し切れたのか、血が既についていた
「大丈夫………大丈夫だ…………」
「そのままー」
れんは涙を、ポツンと地面に落として言った。
「"死んでくれ"」
ズシュッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!
「・・・・・・・・・・・・」
何か、れんの腹に違和感があった
何か、刺さったような感じがした
いやー
"刺さっていた"
「なん……………で………………………………」
バタンッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!
「やはり、お前は甘いのぉ。れん」
ロッド・ホルダーが喉にナイフを刺そうとする直前に、ロッド・ホルダーはれんの腹に向かってナイフを、投げたのだった
「お前の技は、あまりに格差があると、操作できない。神の力を使っていない一般人が、"神"のワシに勝てると思ったのか?」
「ひゅー………ひゅー……………」
れんは、あまりの痛さと血の出しすぎで性欲を練ることなんて出来なかった
「・・・残念じゃ。れん。」
ロッド・ホルダーはれんの所へと進んでいった
「あの方を、越す逸材。あの方の後継者になれるはずだったのに」
「ワシに負けるとなると、ワシの見る目がなかったようじゃな」
そして、ロッド・ホルダーはれんの腹からナイフを引き抜いた
れんの腹からは血が少量飛び出した
「それではな。れん」
(・・・ようやくだ。ようやく……)
("死ねるんだ")
「ねぇねぇ。じーじ!!!」
「どうした?れん」
「おれ、しょうらいじーじをまもるおとこになる!」
「じーじをいっしょうしなせないの!!!」
「そうか。でも、守るのはじいじだよ」
「だいじな孫を守るのがー」
「じいじの役目じゃからな」
ドクンッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙……………………ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
れんが目を開けると、そこには、もがき苦しむロッド・ホルダーが居た
胸を押さえつけながら、倒れ、バタバタと泡を吹いていた
「やめろ……………出てくるな………!!!!」
「俺の…………俺のから……………だ…………」
ロッド・ホルダーは、そう言うと急に立ち上がった
「・・・・・れん……………か?」
顔も変わっていない。身長も、肌も。
それなのに、中身は
ロッド・ホルダーではなく
"おじいちゃんだった"
「おじい…………ちゃん………………」
れんは痛みなんか忘れて、おじいちゃんに抱きついた
ボロボロと涙を流しながら泣きわめいていた
「ごめんな。れん…………」
「なんで…………身体奪われてんだよ………」
すると、ハグをしているれんを離して、れんの胸に手を置いて言った
「今こそ、我らを救ってください」
そう言うと、緑色の光がれんの身体を覆った
「時間がないんじゃ。きっと、このままじゃとまた"アイツ"が戻ってくる」
「じいちゃん……結局、あの方に操られてたんだよね」
「あぁ。だが、それが解けたんじゃ」
「なんで……?」
「"プリアポスのルール"じゃ」
「プリアポスの……ルール?」
「プリアポスは、魔除けや子孫繁栄などで崇められていたんじゃ。じゃが、そんな魔除けで使われていた神は、"攻撃出来ない"んじゃ。そして、ワシはれんを"守る対象"としていた。守る対象を攻撃しては、そのルールを破ることになる。じゃから、プリアポスは怒り、本当のワシを出してくれたんじゃろう」
「あと一人のワシが言っていたようにー」
(「人間が死ぬときは、"守るものを失ったとき"じゃ。」)
「洗脳されていたワシの人格は、れんという守るものを失ったから、追い出されたんじゃ」
「・・・なるほど」
「でも、追い出されたんだろ?なら、急ぐ必要ないじゃないか」
「・・・それが、あの方の力は特異でな。そこら辺もしっかりと対策をしているんじゃ。強い催眠のせいで、神でも少ししか追い出せないのじゃ」
「それと、最後に一つだけじゃ」
「え……もう、行くの?」
「あぁ。これだけは、言っておかねばならないからのぉ」
「龍太郎が、"特級戦争にきた理由"じゃ」
「え……」
「龍太郎は、元あの方のメンバーじゃった」
「だが、龍太郎は"兄を殺さないという条件"で。入ると言ったんじゃ」
「でもある日、それをあの方が破ったんじゃ」
「おかしいじゃないですか…!!!」
「何がだ」
「何がって…特級狩りですよ!そいつは…そいつは狙わないって話じゃ…」
「そんなのは言っていない。いいから動け。さもないとお前を殺すぞ」
「俺はもう抜けるよ。特級狩りから」
「そうして、れんが狙われると知った龍太郎は、自分の命が危うくなるというのに組織を抜けたんじゃ。そして、ワシの所へと任務が来たんじゃ」
「裏切り者を殺せ。ロッド・ホルダー」
「"次期あの方"にしようとしていた逸材だ」
「必ず"特級戦争"にいる」
「あの方の組織で、特級戦争に参加するれんを殺しに来ると分かっていたから、れんを守る為に、龍太郎は特級戦争へと参加したんじゃ」
「・・・そんな」
れんはまた、涙がポロポロと落ち始めた
「俺は…………俺はなんて………馬鹿なことを…………」
「守って……やれなかった………………」
「何も………………………してあげられなかった……………」
「なんで………俺の周りから………みんな消えてくんだよッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
れんは、地面を軽くたたいた
「・・・・・」
「じいちゃんは……消えないよね」
「俺のそばから……もう消えないよね………」
「ダメじゃ………」
「ワシは消える」
「なんで、、、、、だよ………………」
「このまま生きてても、もう一人のワシが、れんを殺してしまう。」
「れんを、"特級"にできなくなる」
「そんなの………もうどうだっていいよ………」
「みんなと………過ごせたらさ………」
「それで、いいのに………………………」
すると、じいちゃんはれんにナイフを差し出した
「特級戦争では、自殺は出来ないルールになっているんじゃ。だからー」
「"殺してくれ"」
じいちゃの目には、涙を流すまい。という覚悟が見えた
だが、目は潤っていて、その目の先には、後悔や申し訳無さがザワついていた
「もう……………やめてよ……………………」
「頼む。れん。」
すると、じいちゃんは、"ロッド・ホルダー"になりそうだった
「おで……が………おかじぐ…………なる………まえ……に……………」
「はぁ………はぁ…………はぁ………………!!!」
「れんー」
じいちゃんは、涙をポロポロと流しながら言った
「"ありがとう。"」
れんはもう一度、ナイフを見た
ぐちゃぐちゃな顔で、ぐちゃぐちゃな感情で、ぐちゃぐちゃな血で塗られていたナイフでー
「あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グサッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!
刺した
「遂に………遂に決まりました!!!!!!!!!」
「この長い戦いがついに終わりを迎えます!!!」
「4人目の特級はーーーーーー」
「"れんさんですッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!"」
観客席からは、歓声や罵倒がうるさく響いていた
だが、れんはそんなもの全く聞こえていなかった
れんの心には、ただ一つ。一つだけ。感情が動いていたー
「・・・この世界はー」
「"間違っている"」
5人目の特級。いやー
異例となる"6人目の特級"
日本は、5人の特級を上限としているー
勿論、6人の特級に耐えることは出来ない
1人の特級が新たに誕生した瞬間
世界はー
崩壊する
現在 特級
皆様!大変お待たせ致しました
大会があり、遅れてしまいました
本当にすみませんでした
ということで、遂に特級戦争編が終わりました!
特級戦争を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!
次回からは、"世界戦争編"です!!!
もう少しで完結というところまで見えてきました!
皆様、最後までよろしくです!!!!!!!!!
次回予定更新日
4月30日




