episode7
誤字、脱字が多々あると思われます。
気になった方はコメントなどで指摘の程宜しくお願いします。
不屈のHERO episode7
俺が目を覚ましたのはあれこれ4時間ほどたった夜のことである時間にして22時……。
俺、新上、宮瀬は冬月に土下座していた。
epsode7
「「「申し訳ありませんでした女王様。」」」
「何故そうなるのだ。」
「いやですが。これぐらいしないと自分達は許されないだろうなと思いまして。」
「右に同じ。」
「その右に同じ。」
「ぐぬぬ。私はただ……。」
「ただ裸を見られて恥ずかしかったんだよねお姉ちゃん。」
「そうサラッというんじゃない春!」
冬月は先程の鬼のような顔からいつもの優しそうな、頼りになるお姉さんの様な顔に戻っていた。
「それよりもだ。許しはしないがお前たちは誰だ?」
「俺ですか?俺はこいつと夜城のクラスメイトですが。」
「左に同じ。それよりも貴方は誰なんですか?」
「私はお前たちがいう夜城の姉だ!名前は夜城冬月という。」
「これはご丁寧に。僕の名前は宮瀬 学。得意分野は細かいこと。趣味は休日のダーツ。」
「俺は新上 秋。特技はそれと言ってない!」
「そうか。春とは仲良くしてやってくれ。」
「こちらこそ。それで1つ聞きたいことが、その夜城妹のお姉さんの冬月さんが何で鏡見の家にいるの?」
ギクッ!!
「それはだなぁ~………」
「わあわあ!!」
「それは私が話すよ!」
「おい春。そんなことしなくても私がっ。」
「いや大丈夫だよお姉ちゃん!私が説明しとくから!!」
「そうか。では頼む。」
「「はぁ。」」
と俺と春は胸を撫で下ろした。
「えっとねお姉ちゃんは……。」
「うん。もう大丈夫だよ。だいたいわかったから。」
「そうですか?」
「そうなの?」
「うん。」
「俺はわからんぞ!」
そんな新上に春は嘘の情報を流す。だが宮瀬は俺の耳元でこういった。
「綺麗で可愛い女の子達と同棲してるなんてなかなか隅におけないな鏡見。」
「なぁっ!!」
「それはだなあれなんだ!しっ師匠が!!」
「ははっ。わかってるよ。そんな言い訳しなくても。あの人のことだこの2人にセクハラでもしたんだろ?」
「なんでわかるんだよ。」
「それぐらいわからないと。」
と軽く笑いながら玄関へ。
「帰るのか?」
「うん。もうこんな時間だしね。管理人へのワイロもそろそろきれる頃だしね。」
「やべっ!そうだな!早く帰らないとな!!」
「聞きたくはないがワイロって?」
「お酒。」
「だよな。まぁ気をつけて帰れよ。」
「おう。んじゃあな!俺らは帰るから夜城はどうする?」
「わっ私はもうちょっとここにいるよ!」
「そうか、お前も色々大変だな。じゃあまた明日な。」
「うん。また明日。」
そして2人を手を振りながら見送った。
「春。新上に何て説明したんだ?」
「あの人が暴力ふるから2人とも凌君にかくまって貰ってるって。」
「聞きたくなかった↓↓↓」
と部屋の奥から電話の音が……。
「もしもし鏡見ですが?」
「【その声は冬月ちゃんだな!奴らが来たぞ準備しろ!】」
「本当か綾鷹!すぐ準備して行く!」
と俺達が部屋に戻ると冬月が受話器を置いている。
「凌、春。奴らが来たそうだ。準備してすぐに来てくれだそうだ。」
「そうか。じゃあ準備する。」
と俺が元俺の寝室に向かうと。
「ちょっと待った!!」
「ん?何だよ?」
「ここに何の用だ?」
「いや、まあ、俺のグローブと服がそこにあるから取ろうかと。」
「ちょっと待ってて凌!取ってくるから!どんなやつ?」
「赤色のグローブと青のカバンだけど……。」
「わかったよ!お姉ちゃん凌君を絶対に部屋にいれちゃダメだよ!」
「承知した!!」
と冬月が俺の前に立ち、春が素早く部屋に入った。そして5分もしないうちに。
「はい凌君!これだよね!」
「おっおう。あってるぞ。」
「よくやったぞ春!」
「次は私達が準備するから家から出ていて!すぐに準備するから。わ」
「おっおう。」
とそそくさと追い出されてしまったが何であんなに焦ってるんだろうかと俺なりに推理することに。
"あれか?部屋が散らかってるからか?けどそれぐらい俺が使う前からそうだったよな。じゃあなんだ?ん?そういえば俺のエロ本どうしたかな………………これか!俺のエロ本見つけて興味本位で読んでしまってそれは出しっぱなしにしてたからそれを見られたくなかったからか!"
と心の中で叫び悶えていると
「お待たせ。何してるの凌君?」
と後ろから春の声が。振り返ると。
黒のコートにその中に学校の制服というなかなかシュールな格好をしている春がいた。
「何をそんなに悶えているのだ?」
「いや……気にしないでくれ。」
隣には冬月もおり、春と同じ黒のコートにVネックの白服を着込んでなかなかクールでかっこいい。それに引き換え俺の服装は、今まで使い込んだ道着とオープンフィンガーグローブ、そして師匠から貰った鉄甲ぐらい。
「冬月達に比べたら俺のってめちゃくちゃかっこ悪いな。」
「そんなことないぞ!私はかっこいいと思うぞ。」
「わ、私もそう思います!」
と2人は言ってくれたが何だか同情されたように思えて仕方がなかった。
師匠のところに着くと、師匠は準備を済ませていた。準備と言っても普段どうりジャージに下駄という何ともやる気のない格好だ。
「敵は、6人。1人だけ周りの5人とは力が違うな。気をつけろよ。」
「押忍!」
「了解した!」
「はい!」
そして真っ正面の草むらから勢い良く飛び出し男達。その後ゆっくりと草むらから出てくる俺と同い年程の男。
「何や出迎えてくれとるやん。」
その男は月明かりに照らされ姿を目にする。銀の髪が月明かりに照らされ神々しく、全身真っ黒の服で身を包んでいる。そしてただそこに立っているだけだというのに獣を狩る狼のように殺気を飛ばしていた。
「けけっ。ねえ隊長?こいつら殺して良いんですよね?」
「ああ、ええで。けど女は両方とも殺したあかんで?」
「わかってますよ隊長。まずはそこのガキからだ!」
と1人が俺の方に走り出すアホな男。
「そう簡単にころされるかぁぁ!」
走り出し何の抵抗もさせる前に地面に殴りつけた。
「まずは1人!次はお前だ!」
と関西弁の男に指差す。
「おお~。なかなかやるやん。名前聞いといたるは何て名前や?」
「聞くんだったら先に名乗れよ。」
「それもそうやな。俺は『大神 輝』(オオカミ テル)。所属は「神の軌跡」や。お前は?」
「俺は鏡見。お前らをぶっ飛ばす男だ!」
「はっはっはっ!おもろい!お前めっちゃおもろいで!よっしゃ相手したるは。手出しは無用やで!!その代わりあの奥におる男と女2人と遊んどってもええで。」
大神の後ろにいた部下残り5人は頷くとすぐさま師匠、春、冬月を取り囲むように立った。
「おい、凌。そいつは任せる。こっちは気にしなくていいからな。思う存分暴れろ。」
「了解!」
そして構える俺。大神はニヤッと笑いながら構えるのだった。
続く。




