7話 取り調べ
主人公、黒鉄新庄は早江を秘書にすることに決めた。
病院から帰っている途中、背後から⁈
病院から家に帰ろうと歩き出した瞬間、後ろから声をかけられた。
「黒鉄さん!事情聴取をしても?」
あ、やべ。忘れてた。
「ああ、どこに向かえばいい?」
「では、こちらにお越しください」
近くの警察署に案内され、その後取り調べ室に案内した。
「よぉ、黒鉄。久しぶりだな」
「まあ久しぶりではあるな」
「てか、またやらかしたらしいじゃねえか」
「俺は犯罪なんか犯していないぞ」
「今回もうまく事件を片付けたな」
「まあ、俺だからな」
俺は事件で起こった全ての事を話した。
「まあ、いつも通り規格外だな。一応確認しておくが、お前は銃を撃っていないな?」
「ああ、銃は強盗が勝手に撃った」
「じゃあ銃刀法違反にはならないな」
「当然だ。ところで国見はなぜ学校の教師になったんだ?」
「は⁈なんで知ってんだよ⁈」
今、俺と話している国見は凄腕の警察官だ。
「俺、あの学校通ってるから。てかなんで名前変えなかったんだよ。バレバレだぞ?」
「マジ⁈お前、絶対バラすなよ?」
「バラさないが、なんで潜入してんだ?」
「それは言えないな」
「そりゃそうか」
取り調べ室のドアが開き、知らない警察官が入ってきた。
「国見さん、なんか届いたみたいです」
「おー!届いたか」
「まさか、この匂い…..」
「戻っていいぞ」
取り調べ室から知らない警察官が出ていった。
「俺は、犯罪者じゃないぞー」
目の前に出てきたのはカツ丼だった。
「いや、ちょっと高校生をこんな時間まで付き合わせてしまったんでな」
「ってか、警察署にウービーイーツで配達させるバカがどこにいる?」
「ここにいるぞ」
カツ丼には玉ねぎが入っている。俺は玉ねぎが嫌いなので避けて食べた。
カツ丼は意外にも美味しい。途中玉ねぎを間違えて口にしてしまい、猛スピードで水と一緒に飲み込んだ。
「お前の分析能力は玉ねぎの選別には役立たないみたいだな」
「美味かったか?」
「玉ねぎ以外美味かった」
「あの最強黒鉄くんが玉ねぎ嫌いなんて、笑えるな」
「笑うな!」
「ああ、そうだ。今日は家に送ってくぞ」
「それはありがたい」
家に送ってもらうため国見のパトカーに乗った。
「お前、車の中でもタバコ吸ってんのか?」
「もちろんだ!命の次にタバコは大事だ」
「警察官として大丈夫なのか。それは、」
「問題無いだろ、しょっちゅう怒られるくらいだ」
「それは問題アリアリじゃねえか」
これでも優秀な警察官なんだがな……
「明日、教室で会ってもなんかいうんじゃねえぞ」
「言わねえよ」
「あ、ついたぞ」
「ここじゃねえよ、もう一個先の信号だわ」
「まあ、ここでいいだろ」
無理矢理車から降ろされた。
「じゃあ、また学校で」
返す言葉はなかったが、車の中から手を振っていたのはわかった。
まあ、とにかく俺の通ってる学校は警察が介入するほどの異常な学校のようだ。
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